大天荘 スタッフブログ
明朝は冷え込むようです。
2018/08/16
さかきです。
去年のブログを見てみると、概ねお盆を過ぎた辺りから、“秋”を話題にした記事が多くなっていました。
ちなみに今日の天候は、終日風雨の強いあいにくの空模様。日本海から寒冷前線が南下してきた影響が顕著に出ました。
先月の28日以来、テント村も閑散としています。
今日テント泊予定で見えられた縦走の方々は、次々と小屋の素泊りに予定変更。
無理もない天候です。
ヤマテンや気象庁の予想天気図を見ると、明日午前中は弱い冬型の気圧配置になるようで、朝晩の気温がぐっと下がる予想です。
そう、このお盆が終わる頃になると、殊、山は徐々に“秋”が支配を占めるよう、ちゃんと自然の節理はできているのですね。
この週末の晴天、見上げる空は、“夏”か“秋”か・・・楽しみです。
8月も半ば。
2018/08/15
さかきです。
つい先日8月に入ったと思ったら、お盆は明日でおしまい・・・なんとも月日が経つのは早いです。
このお盆休みの間、ここ大天井岳周辺は、ご来光は概ね日々見ることができましたが、12日からは毎日どこかの時間帯で雷があり・・・最もお盆の頃になると、比較的雷はつきものという印象があるがゆえ、時期相当の天候ではあったと言えましょう。
なかなかカメラ片手に外歩き回ることが難しかった今年のお盆の様子を少しだけお伝えします。
▲「山の日」夕刻。「海の日」以来、テント村は盛況となりました。
▲テント場から日の出 (8/14)その1。
▲テント場から日の出 (8/14)その2。
▲テント場から日の出 (8/15)その3。
▲テント場から日の出(8/15)その4。
▲やはり憧れである槍ヶ岳。
▲奥穂高岳と北穂高岳 狭間にジャンダルム
▲お盆の時期恒例 北穂高小屋の窓ガラスに反射する太陽
▲ヒトの視線が集まるその先には・・・
▲テント場に群がるヒトに、臆することなく行き来する雷鳥家族
明日は、日本海から寒冷前線が通過するようで、その後ろにはややひんやりした空気が入ってくる模様。
何も夏山終わり・・・ということではないのでしょうが、秋めいた光景が、これから徐々に垣間見ることになるでしょう。
天気“予報”。
2018/08/12
さかきです。
今朝、テント場から見た日の出の様子。
昨日といい、今日の夕方までといい、大天荘周辺は一滴も雨が落ちることなく経過しています。
ちなみに、つい先ほどは雷伴う夕立性のにわか雨がザーッと降りましたが、ものの30分ほどで止み、今は所々星が輝いています。
パッと見、雨マークの予報でも、予報文や降水確率まで詳しくご覧になると、一日降り続く前なのか、“局地的”な夕立性のにわか雨なのかがわかります。
単純に画面上の“天気マークだけ”で登山の可否を決めるのはもったいないかな、なんてここ数日の空模様を見て思います。
早出早着を心掛けた山登りであれば、夕方近くの夕立は回避でき、ここ一両日の登山は、むしろ快適かもしれません。
・・・なんて、キャンセルがすごく多い今年のお盆休み故、少々愚痴ってしまいました。
少しでもこの天気予報では不安だな、と思ったら無理せず日程や行き場所変えることは、安全な判断です。それは間違いありませんので悪しからず・・・
実際予報ほど悪くはないです。
2018/08/10
さかきです。
明日は山の日。そしてお盆休みへと続いていきます。
週間天気予報は、スッキリ「晴れマーク」がずらり、というわけではなく、ここ一両日曇りマークの陰に小さい雨マークがあったりと、いま一つパッとしない感じではありますが・・・登山に支障をきたすほどの悪い感じでもなさそうで、逆に捉えたら、炎天下の中、汗だくでの登山ではなくて済みそうな、ある意味快適な山歩きができそうです。
▲霧に咽ぶ日の出
実際今日は、朝方覆っていた霧は徐々に消え、午前中中心に爽やかな青空広がる空模様。
予報は午後から所々にわか雨とありましたが、
▲夕方のテント場
“少しぽつぽつ程度”で済んでいます。
気づけば、昨日までの閑散としたテント場が、再び活気づいてきました。
明日から数日間は、テント場・小屋の宿泊ともに混みあってきます。寝床やテントスペースが手狭になるなど、何かとご不便をおかけする事あるかと思います。予めご了承の上、ご利用頂ければと思います。
今シーズンの大天荘スタッフオールキャスト。
昨晩は燕山荘グループ代表の赤沼オーナーが泊りに来ていましたので、一緒に集合撮影。
皆様のご利用をスタッフ一同心よりお待ち申し上げております。
ブロッケン現象の続く大天荘。
2018/08/09
さかきです。
ブロッケン現象ずいてる大天荘・・・というわけではないのですが、今朝も大天井岳の西側に出る“霧”に翻弄され、大天井岳~中天井岳の間を小走りに、ブロッケンを追いかけておりました。
▲中天井岳より
▲槍ヶ岳と私 中天井岳より
以上2点、どんな条件下で出やすいかと言うと、
▲早朝の大天荘と大天井岳
東側からの朝の強い日差しの下、西側に濃い霧や雲が湧き出た時。
しかし、これもいつなんどきというわけでなく、今回みたいに台風が近くにあったり等、激しい気象現象を伴うような低気圧類が近辺にある時ほど、遭遇しやすいのかな、と思います。
まもなく山の日+お盆休み。
にわか雨や夕立が起こりやすい頃でもあるこの時期、諸々気象予報会社の週間予報で雨マーク等ついてはいますが、それは先の理由から。
まずまずの登山日和にこの週末はなりそうだと、個人的には思うのですが、実際はどうなることでしょう・・・
プロフィール
北アルプス大天井岳(2,922m)まで10分の場所にある大天荘スタッフが目にする自然の息吹をお届けします。
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- Re: 雲海。
サカキ様 相変わらず頑張り過ぎてますね!! 何時も良い写真を有難う御座います毎年、有明荘、燕山...
- お世話になりました
週末は、色々と大変なご事情の中、 本当にお世話になりました。 おかげさまで、ゆっくり過ごすこと...
- Re: 今年初の水源地。
悪天候の中、お疲れさまでした。 スタッフの苦労を見るたびに水の大切さがよく分かりますが、シーズ...