2008/10/28 19:25

ニライカナイとは、沖縄県に伝わる他界概念のひとつ。理想郷の伝承のこと!

遥か遠い東(辰巳の方角)の海の彼方、または海の底、地の底にあるとされる異界。

豊穣や生命の源であり、神界でもある。年初にはニライカナイから神がやってきて豊穣をもたらし、年末にまた帰るとされる。また、生者の魂もニライカナイより来て、死者の魂はニライカナイに去ると考えられている。琉球では死後7代して死者の魂は親族の守護神になるという考えが信仰されており、後生(ぐそー:あの世)であるニライカナイは、祖霊が守護神へと生まれ変わる場所、つまり祖霊神が生まれる場所でもあった。

ニライカナイ信仰は、現在も旧琉球王国領の各地域において、伝統的な民間信仰の主要な要素である。


そんな、ニライカナイの名を持つ橋が南城市知念にあるニライカナイ橋です。
この橋は、ニライ橋とカナイ橋が合わさりニライカナイ橋といい、橋から見る景色はとてもきれいですよ~~!



写真はいまいちですが、手前がニライ橋、奥がカナイ橋です♪