院長の望月です。9月23.24日の2日間、私が普段臨床で用いているインプラント(BIOMET社の3i)のミーティングに参加してきました。 今回のテーマは、「Research and Technology Forum-20年後を見すえ、患者QOLに応える-」ということで、国内外から3Iユーザーの先生が講演をされました。
インプラント治療の長期維持安定を求め、インプラント周囲の組織の基礎的な事項から、最新のテクノロジーを用いたインプラントの術式の紹介まで自分が用いているインプラントの特性などを開発者などから、直接聞く事が出来大変勉強になりました。
今回のミーティングでは、私の恩師である静岡県浜松市で開業されている、石川歯科の石川知弘先生も「CAD/CAMテクノロジーを応用したインプラント治療」というタイトルで、診査→診断→手術→補綴の流れまで綿密な治療計画を基にコンピューターを応用して、精度の高い治療が行われておりました。更に、それにサポートするように、茨城県で開業されている、KNDラボの中島清史先生がすばらしい補綴物を作製しているのに改めて脱帽でした。私も少しでも近づけるよう努力していきたいと思いました。
インプラント治療は、欠損補綴のオプションとして大変有効な処置でありますが、術者・患者さんと共に慎重に対応しなければならない点が多くあるのも現実です。
これからも安心してインプラント治療を提供できるよう学び続け、来年は海外で開かれる学会にも参加してみたいと思っております。