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【アレルギーを悪化させない暖房と加湿器の話】 冬の温湿度管理 3つのポイント ◆1 温度と湿度はいつも監視しておく ◆2 空気を汚す暖房は避ける ◆3 過剰な加湿を避ける
【花粉症予測】2009年は花粉が多いので服薬は必須。
【1 温度と湿度はいつも監視しておく】
◆ 冬は全室が室温18~22℃、湿度40~50%になるよう維持するのが理想です。温湿度計を居間・寝室・トイレなどに置いてチェックすると、自宅の暖房・加湿の弱点が見えてきます。
◆ 室温が18~22℃の状態で、湿度が35%を下回ると皮膚や喉の乾燥を感じる人が多くなります。また湿度が55%をこえると窓などに結露が出やすくなります。
◆ 一部の部屋だけ暖めて加湿器をかけると、他の寒い部屋・場所で結露が発生します。これは石油ファンヒータ(移動可能)や石油・ガスストーブ(以下<開放型暖房器具>と記載します)を使用すると顕著になります。
【2 空気を汚す暖房は避ける】
◆ 空気を汚す暖房は避けるようにしましょう。死亡事故に直結するのは一酸化炭素中毒です。築50年以上の大きい屋敷に住んでいて、常に冷気が流れ込んでくる状態なら<開放型暖房器具>を使用したときのリスクは低いのですが、アルミサッシが入っている普通の住宅では<開放型暖房器具>を使用する際は、1時間ごとに5分間の窓の開放は必ず行いましょう。築10年以内の住宅では、建築時に意図していなくても、気密性がそれなりに高いので<開放型暖房器具>の使用は避けましょう。24時間換気装置を運転していても、<開放型暖房器具>による空気汚染はほとんど改善しないので注意してください。
◆ <開放型暖房器具>による空気汚染は、一酸化炭素中毒だけではありません。二酸化窒素など窒素酸化物NOXの排出量はクルマの排気ガスよりもはるかに多いので、ファンヒータを1時間使用したときのNOX濃度は、都会の交通量が多い道路の数倍以上になっています。このNOXはアトピー性皮膚炎の人の皮膚を乾燥させることが知られています。その他、石油由来のさまざまな揮発性有機化合物が室内空気を汚しますが、NOXとあわせて気管支ぜん息の症状悪化につながります。
◆ 煙突付きストーブ、FF型温風ヒーターは、排気の不具合がなければ、あまり空気を汚しません。設置には工事が必要ですのでよくご検討ください。
◆ 屋外に燃焼装置を置いて熱媒体を室内に送り込む温水ルームヒーターや床暖房ならば心配ありません。ただし屋外装置の設置場所によっては、排気が部屋の給気口から入り込むことがあるのでチェックしてください。設置には工事が必要であるのと、10年程度で壊れた際に必要な改修費用も併せて検討してください。
◆ 電気ストーブ、オイルヒーター、蓄熱暖房、エアコンなど電気式の暖房器具は、原則として空気を汚さないので問題ありません。電気カーペットはハウスダストが付着するので、カバーをはずして洗えるものにしましょう。それぞれ電気代について計算してから導入しましょう。
【3 過剰な加湿を避ける】
◆ 皮膚の乾燥やウイルス感染を恐れて過剰な加湿をしているご家庭がありますが、室内・壁内にカビが発生する原因になるので、適正な湿度を維持するようにしましょう。購入するなら気化式加湿器(またはハイブリッド型)をおすすめします。
◆ 湿度設定機能がついた加湿器を使用しても、他の部屋を寒いままにしておくと、低温になった部屋の壁や窓で結露が発生することがあります。
◆上記の理由で室内を適湿に維持できないときは、室内にいるときもマスクを着用するのもよいのではないかと思います。また、部屋の湿度を40%台に保っても皮膚が乾燥するという人は、皮膚に保湿剤を塗って対応するのがよいでしょう。
【花粉症予測】
◆ 2009年のスギ・ヒノキ花粉はここ6年間で最大規模になる見込みです。花粉飛散開始後に服薬なしで我慢をしていると、遅れて服薬を開始してもシーズン終了まで症状の改善があまり得られないことがあります。標準治療である「初期療法」を2月中下旬から開始することをお勧めします。
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