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【夏特集】
◆食べ物とアレルギー=夏の食べ物といえば、スイカ、メロン、キュウリ、素麺など

【夏特集】
◆食べ物とアレルギー=夏の食べ物といえば、スイカ、メロン、キュウリ、素麺などが思い浮かびます。前3者は、イネ科花粉症に関連してウリ科の果物・野菜のアレルギーをおこす場合です。食べると口の中がかゆくなったり、喉がイガイガしたりする人がいます。

◆素麺で小麦アレルギーを発症することがあります。乳児が離乳食で麺類を食べて蕁麻疹(じんましん)が出たら、小麦アレルギーを発症した可能性が高いということです。一方、思春期以降に小麦を食べて2時間以内に運動するとアナフィラキシーを起こすことがあり、小麦依存性運動誘発アナフィラキシーと呼びます。小麦製品を食べても毎回起こすわけではないので、判断に迷うことがあります。専門医にご相談ください。

◆昆虫アレルギーと殺虫剤のアレルギー=夏になると、よく蚊にさされます。幼児が蚊に刺されると、すぐに膨れる反応と以後数日間にわたり腫れる反応が混在してみられるようになります。大人になるにつれて刺されてすぐ小さく腫れる反応だけになり、高齢になると何も反応が出なくなる傾向があります。

◆蚊取り製品にはピレスロイド系殺虫剤が含まれていますが、この薬剤に対してアレルギーになる例が稀にみられます。外国では致命的なアレルギー反応を起こしたという報告もあります。虫よけ剤はDEETを含んでいますが、毒性があるので表示された使用法を守りましょう。

◆水稲花粉症=真夏のアレルギー性鼻炎といえば、8月上・中旬を中心にみられる水田のイネの花粉症です。水田が自宅近くにある場合、水稲花粉症になると非常に深刻です。真夏なのに窓をあけられないので、クーラーをかけて自宅内に閉じこもるか、市街地など水田がない場所に、しばらくのあいだ避難しておくことをおすすめします。前もって服薬をしておけば症状はかなり軽くなります。今年は7月が猛暑なので8月1日までに飛散開始になるかもしれません。

◆煙とぜん息=夏の夜には花火。アレルゲンではありませんが、花火から発生する燃焼ガスには、他の煙と比べ物にならないほど強酸性の刺激成分が含まれており、気管支ぜん息をもっている人が吸い込むと、発作をおこす確率が非常に高くなります。その場で呼吸困難がおきなくても、深夜になってから発作がおきることもあります。また発作が自覚されない場合も、酸性ガスによって気管支粘膜が損傷を受けていることは確実です。室内などの臭いが来ない場所へ避難しておきましょう。そのほか、お盆の線香、野焼き、バーベキュー、キャンプでの炊事など、夏は煙に遭遇する機会が多いので避けるようにしましょう。

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