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【ダニ対策】 ぜん息やアレルギー性鼻炎の主要アレルゲンであり、生活空間において人やペットからはがれ落ちた表皮を餌にして繁殖する、ヤケヒョウヒダニ、コナヒョウヒダニへの対策についての最新版です。

【ダニ対策】
ぜん息やアレルギー性鼻炎の主要アレルゲンであり、生活空間において人やペットからはがれ落ちた表皮を餌にして繁殖する、ヤケヒョウヒダニ、コナヒョウヒダニへの対策についての最新版です。

1)まず生きているダニを熱で殺す:生きたダニに対しては、丸洗い、日光・紫外線、強力な吸引、40℃未満の加熱、冷温、乾燥、脱酸素のいずれもほとんど効果がありません。まずダニを殺す必要があり、確実な方法は50℃以上の高温処理です。
◆夏季であれば炎天下の車内に寝具等を2時間ほど置けば死滅します。薄い掛けふとん程度なら、湯に浸けて中心部まで50℃以上にするか(洗濯タグの指定温度、やけどに注意)、洗濯乾燥機で熱風乾燥をかけることも有効です。ふとん乾燥機を用いてダニを殺す、特殊な使用方法があります。診察の際にお尋ねください。
◆最近の洗濯機で「ダニバスターコース」搭載されているものがあり、毛布などの洗浄前に約65℃の温風で生きたダニを90分高温加熱し、その後の洗浄でダニの死がいやフンなどを洗い流すものです。これと同じ作業を手動で行えば買い替えは不要です。
◆畳は加熱乾燥を業者に依頼することができます。フローリング工事をして薄い畳(置き畳)に買い替えれば、定期的に自宅の車内で高温処理することが可能になります。
◆絨毯の殺ダニ作業は非常に大変なので、長期的にはフローリングへの変更をお勧めします。

2)死骸やフンを取り除く:ダニを殺した後も大量のフンや死骸が強力なアレルゲンとして寝具等に残っています。丸洗いをするか、上下一組あたり一回あたり5分くらい普通の掃除機をくり返しかけます(ノズルにストッキングをかけると作業しやすい)。
3)侵入や繁殖をさせない:新品の寝具を購入したら、高密度繊維(ミクロガードなど)の防ダニカバーを同時に使用すると、生きたダニは侵入できません。ソファは布製ではなくレザー張りのものを推奨します。室内の過剰な加湿は避けます。
4)寝室や居間の掃除は定期的に。まず床ワイパーでおおまかにホコリを除いてから掃除機をかけます。
◆以上の工程において、「レ*コップ」や「ダ*ソン」の製品を用意する必要はありません。その費用は他に振り向けましょう。

【アレルギー性鼻炎のツボ】
◆イネ花粉症はお盆すぎには終息します。キク科花粉症は、8月中旬からオオブタクサ、9月中旬からヨモギが開花します。秋の雑草花粉症として10月上旬まで、日中屋外で目立つ症状が続きます。
◆ダニ・カビ・ペットなど通年性アレルギー性鼻炎では、朝晩涼しい季節には、朝から症状がみられます。夜は鼻詰まりがおきやすく、睡眠の質が低下して日中の眠気につながることがあります。
◆ダニアレルギーは舌下免疫療法で根本的な治療を行うことができます。ダニやハウスダストのアレルギーがある方や、秋の朝にくしゃみが出て夜は鼻閉という方は一度アレルゲン検査を受けてみて、根本的な治療についてご相談ください。

【ぜん息克服への道】
◆夏にきちんと服薬できていたでしょうか?薬をやり忘れていた人では、秋に発作がおきやすくなっていることがあります。受診の際に、長期管理薬の補強方法についてご相談ください。
◆ご家族の中で、早朝3時から5時にかけて咳きこんでいる人はいないでしょうか?起床前の咳が出るのは、ぜん息の初期症状のことがしばしばあります。呼気NO(一酸化窒素)検査やモストグラフで早期診断し、早めの手当で本格発症を防ぐことができるので、受診の際にはご相談ください。

【めざせスキンケアの達人】
◆夏の終わりになると朝晩涼しくなるので、十分な保湿をせずに過ごしていると、一気に肌の乾燥が進んでしまいます。この段階で適切な保湿剤を再開しておかないと、肌に小さい亀裂が生じて湿疹に発展します。結果として損傷部の修復のためにステロイド外用剤を使用することが必要になります。
◆夏の期間中も保湿を続けていた人ではそのような失敗はありませんが、9月中には夏用から秋・冬用の保湿剤に切り替え、十分な量を使用するようにしましょう。

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