松本青年会議所「三役ブログ」

三役ブログ

2月10日、臨時三役会を開催しました。

通常毎月一回開催される三役会ですが、この日は新入会員のトレーニングを目的とする「人間力開発委員会」より、三役会開催依頼があったとのことで、理事長の判断で臨時三役会を開催することになりました。

新入会員トレーニングの委員会は、その年の新入会員全員と、通常最終年度のベテランメンバーの理事のなかから委員長を選び、他に理事のなかから副委員長を選んで構成されます。今年はこれまでに16人の新入会員が承認されているので、新入会員16人と委員長、副委員長という松本JCとしては大きな委員会です。

新入会員をトレーニングするために固有の委員会を設置するかどうかは青年会議所によってまちまちで、設置し続けているのは長野県内の青年会議所としてはむしろ珍しいケースのようで、松本だけだと言われることもあるくらいです。毎年ある程度固定された事業を新入会員の委員会が担当し、正副委員長の責任のもと、議案作成まで含めて、事業実施、報告まで担当していくことになります。

今回は、子どもまつり担当班とエコリンピック(街の清掃活動)担当班のメンバーが正副委員長とともに企画の説明にきてくれました。新入会員のみなさんはどのような感想をもたれたでしょうか。また感想を聞かせて下さい。

2月5日、毎月一回開催している「三役会」を開催しました。

青年会議所の事業は、各委員会で企画したものを理事会で承認してもらってはじめて実施できます。その理事会の承認を求める前に、企画内容を精査し、問題点を洗い出し、理事会に上げるか上げないかなどを検討する場が、三役会です。基本的に事業を企画した委員会の委員長が、三役の意見を聞いて、修正すべきところは修正するという流れになります。

三役会は、松本JCでは特に規定はなく慣行的に実施されている会で、特に、三役会で議案を承認したりするわけでもなく、三役会を経たからといって、理事会の上程が三役全員の総意で上程することになったりするわけではないのですが、理事会では、三役以外の理事の意見をできるだけ聞くということで、理事会で、三役の理事が発言するのは、差し控えることが多いので、三役会の場で三役のみなさんは意見を言うことになります。

しかし、もちろん、三役も理事ですから、理事会で発言することもできるし、反対票を投じることもできます。三役会での意見が理事会上程内容に反映されていない場合は、理事会で三役から質問意見が出るかもしれません。

2月3日2月第一例会が開催されました。

例会というのはメンバーみんなが集まり、担当委員会が研究発表等する機会です。第一例会といって、最低月に一度は例会をやることになっていますが、月に一回以上例会をやることはまずないので、メンバーみんなが集まる月に一度の機会ということになります。

松本JCでは、たとえ他の事業には出ないメンバーも月に一度の例会だけは出るという感じで、最も重要視されているものです。当然、その月の担当委員会は勢力を結集して臨んできます。今回も91%という高い出席率のなか例会が開催されたのでした。

内容としては、松本JCの存在意義ということでしたが、当然のことながら、すべてのJCメンバーはJCとどのような関わり方をするか自由に選ぶことができます。社交、人脈形成、懇親、トレーニング、事業、イベント、街づくり、理念、など、どれか1つでも複数でも、どのような関わり方でもできます。それはすべて自由です。決まっていません。今回の例会で配布されたアンケート調査結果でもみんな様々な関心からJCと関っていることが見て取れました。やはり社交や人脈形成を目的としているメンバーが多く満足度も高いようです。

このブログは「三役ブログ」といいますが、松本JCの中の三役が日々の雑感やJC活動の出来事を投稿しています。

「三役」というのは青年会議所において、「理事長、副理事長、専務理事」の3つの役職をいいます。私は本年度副理事長を受けるにあたって、ある先輩から言われた言葉で、副理事長は実際に事業を作っていく委員長や委員会と同じ目線だけでものを見ていてはいけない、副理事長は自分が担当する委員会の事業でも、副理事長としてもっと高次元の大局的な視点でものを見ていなければいけない、それが担当副理事長の役割である、だから理事会上程の際でも担当副理事長の補足意見がないということはありえない、と言われたのが印象に残っています。

私がそのようなものの見方ができるとは到底思えないのですが、この三役ブログも少しでも三役らしいものの見方ができるようになればいいなと思っています。

松本JCは、今年で創立55周年を迎えますが、私の記憶では、設立時は、法人格のない任意団体として活動し、しばらくしてから当時の民法の規定にしたがって、「社団法人」として認可され「社団法人松本青年会議所」として活動してきました。社団法人は公益活動を目的とする団体の1つとして「公益法人」の一つに分類されてきました。

昨年11月末に申請期限を迎えた2008年の公益法人制度の改正によって、社団法人は、「一般社団法人」と称することになり、さらに一般社団法人のうち希望する法人は県の認定を受けて、「公益社団法人」と名乗ることができるという制度に切り替わることになりましたが、いずれも目的が公益である以上は「公益法人」であることに変わりありません。

松本青年会議所は、本年1月10日の定款変更登記をもって「一般社団法人松本青年会議所」と称するようになり、私たちは、昨年度までの検討の結果、公益認定を取るという選択をあえてしませんでしたが、法人の活動内容はあくまで定款で規定されるもので、任意団体の時代も社団法人の時代も一般社団法人となったいまも、定款に規定されている目的活動内容が公益目的であることにかわりはありません。

私たちが公益認定を選択しなかったからといって、事業立案において公益性を意識しないということがないように心がけたいです。

プロフィール
一般社団法人 松本青年会議所
2014三役(理事長・副理事長・専務理事)による活動ブログです。
よろしくお願いします。
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