大町市土地改良区「水土里ネットおおまち」越荒沢堰

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水土里ネット おおまちからのお知らせ

イベントのご案内やイベント報告などをお伝えします。

 大町市土地改良区では、今年4月から勤めていただける技術職員を1名募集します。
 募集期間は、2月26日から3月11日までの2週間です。
応募方法等、詳しくはハローワーク大町へお問い合わせください。

 1月も最終週になりました昨日、1月28日(火)午後4時半より大町市役所市長応接室において「ふるさとの田んぼと水」子ども絵画展2013 の受賞者伝達式が行われ、受賞者に当協議会長の牛越大町市長より表彰状が手渡されました。
 先にこの欄でお知らせしましたが、この絵画展の応募に関しては昨年2月、市内4小学校に募集を呼びかけたところ大町北小学校5年生から72点の作品が寄せられ応募しました。
 全国からの応募作品総数は8,650点にのぼり、厳正な審査が行われた結果、山田大河さん(現6年生)が入選、峯村和希さん(現6年生)が地域用水優秀賞に選ばれました。

                 表彰状を受ける受賞者


 当日、伝達式に臨んだ二人はやや緊張気味でしたが、表彰状を渡されると「ありがとうございます」と大きな声ではきはきと応えていました。
 二人共「自分の作品が受賞するとは思っていなかったので嬉しい」「知らせを聞いて驚いたけどがんばって描いたことが伝わり嬉しい」と感想を話していました。
 なお同校からは北澤祐人さんが入賞(ヤンマー賞)し、昨年11月30日東京での授賞式で表彰されています。


                   受 賞 作 品

    「苦労したよ-!稲刈り」      山田大河さん        

    「あせをながした稲刈り」     峯村和希さん

 水土里ネットおおまちでは未来を担う子どもたちの米作り体験授業への協力、その体験を通して「ふるさとの素晴らしさ、豊かな水と土」への関心を高めてもらい、それを表現する絵画の募集等も続けていきたいと考えております。

 全国水土里ネット主催の第14回「ふるさとの田んぼと水」子ども絵画展2013が今年も開催され、当水土里ネットおおまちからも72点応募いたしました。
 絵画展募集は9月6日に締め切られましたが、その数全国から8,650点もの応募がありました。
 10月10日に本審査会が行われ厳正なる審査の結果、入賞作品19点、入選作品118点、地方団体賞作品60点が決定いたしました。
 その入賞者の授賞式が去る11月30日(土) 午後1時から「すみだリバーサイドホールギャラリー」において全国から今回入賞の子どもたちと家族が多数参加して開催されました。
 農村を取り巻く、豊かな自然に描き出される美しい風景などをテーマに、子どもたちが自分の眼で捉え感じたものを一枚の絵に描きました。
 当水土里ネットからは、大町北小学校6年生の北澤祐人君が見事「ヤンマー賞」を受賞しました。
 北澤君は米作り体験授業で、種を蒔くところから成長した稲の刈り取りまで、クラスのみんなと協力して体験した稲の収穫作業の様子を絵に表わしました。
 一本一本の稲の色使いを工夫したり、一生懸命稲を刈り取るお友達や自分の姿をそのまま力強く描き、意気込みの伝わってくる作品に仕上がり今回の入賞となりました。

 尚、受賞作品の展示は次の会場で開催されますのでお知らせいたします。
 
すみだリバーサイドホールギャラリー 平成25年11月27日~12月3日
日本橋三越(入賞作品のみ)     平成25年12月11日~12月23日
東京都庁南展望室         平成26年1月11日~1月14日
 

また、今回の絵画展では大町北小学校5年(現6年)山田大河君が入選、峯村和希君(同6年)が地域団体賞(地域用水優秀賞)を受賞しました。
 お二人には後日賞状および副賞が届き次第、当水土里ネットおおまち地域用水対策協議会会長の牛越徹大町市長より授与されることとなっております。

 去る11月7日(木)大町北小学校4年生の社会科見学授業が実施されました。
 昨年に続き大町市教育委員会を通じて当水土里ネットおおまちにも講師依頼があり、荒井大町市教育長とともに当改良区中村次長が参加しました。
 朝出発予定の10分ほど前に学校へ着くと子供たちは元気に校門前の広場に集まり始めていました。
 定刻になると参加する4年生73名、先生3名が全員そろい整列、出発の会が行われました。
 子供たちの元気なあいさつ、担任の先生から講師の紹介、日程の説明、注意事項の伝達等がありその後バスに乗って出発です。
 授業の目的は
 1.ひょうたん池に流れ込む用水路を上流へ辿る学習を通して、用水路   がどのように造られ、流れているかを知る。
 2.同時に市内用水路について歴史、役割等を知る。
と、2大目標を掲げた内容でした。
 発端は大町北小学校発足当時にみんなの協力を得て完成し、以来子供たちの遊び場、憩いの場所となり親しまれてきた「ひょうたん池」に流れ込むきれいな水が「どこから、どのような経路を辿り流れているのかを知る」というものでした。
 今日の見学では導水路大町新堰分水付近~大町新堰鹿島川横断付近~大町新堰発電所と回り最終目的地、篭川ヨセ沢頭首工・水門までとなっています。 
 「ひょうたん池」の水の取り入れ口、昔のままの大町新堰など写真入の「ひょうたん池のふるさとをさがそうマップ」を手に出発です。

        普段は近づけない所も見学します!       


 バスの中では中村次長が「用水の日常生活の中での意味、また土地環境に合わせ工夫された工法等」技術面の説明を専門知識を交えながら、これから見学する箇所についてやさしく子供たちに説明しました。
 朝の出発時には、この時期としては珍しくない雨と風の入り混じる天候でしたが、途中から少しずつ回復しバスから降りて紅葉した美しい景色に囲まれて説明を聴くこともできました。

         大町の用水について説明を聞く子供たち
      

 また、帰校後には大町市の歴史を研究している荒井教育長が「水路の果たす役割、大町市の水路の歴史等」について、見学したばかりの地名等を挙げながら、わかりやすく話をしてくれました。
 ふとした疑問から始まった今回の社会科見学、毎日親しみ、接してきた小さな「ひょうたん池」から始まったルーツ探しは、壮大な過去の歴史に触れ、その延長線上に自分たちが立っていることを知った子供たちの感動はとても大きかったと思います。
 清らかな水が古来より大切に守られ、人々の暮らしを潤し、貴重な自然を作りあげてきたふるさとの歴史をしっかり受け止めてくれた事と思います。
 まさに自然からの贈り物、大切な水の意味が本の少しでも次世代に伝えられたかと実感しながら帰丁しました。

  9月30日(月)午後1時過ぎ、大町西小学校5年生の体験授業で稲刈りが行われました。
 このところ秋の空を象徴するような天候に恵まれた日が続き、まさに稲刈り日和です。稲も約半年の間、子どもたちや周囲の皆さんに見守られ順調な生育を続け刈取りの日を迎えました。
 時間になると先生に引率された子どもたちが集まって来て整列し授業が始まりました。
 担任の先生から今日の作業内容と進め方等についてのお話があり、最後に注意事項が伝えられました。その中で、特に刈取りの作業では初めて鎌を使うのでくれぐれも怪我の無いように注意してとありました。
  今年の担任の一人、栗林先生は実家が近くにあり農家ということもあって農作業全般に精通、稲刈りの知識もあるので、水土里ネットでは今回脇役に廻り個々のお手伝いに徹しました。
  その後子どもたちは各クラス毎に分かれていよいよ作業開始!一斉 に横に並び、植えられた筋の通りに刈って行きます。
  稲は子どもたちの手に余るくらいの株になっていて、夏の長雨に続く不順な天候も影響無いかのような成長ぶりでした。
  それぞれ首に手ぬぐい、帽子、軍手、長靴そして手には初めて手にする稲刈り鎌…。心配された鎌の使い方もすぐに上手に使えるようになり、ザクッザクッと力強い音が田んぼに響きます。

         しっかり実った稲穂と子どもたち


 刈り取った稲を次は稲専門のひもで縛っていきます。小さな手にこれは少し手こずっているかのようでしたが、大勢の力はたいしたもの。大騒ぎしながら友達と協力してしっかりできました。
 次に田んぼの地主の平林さんが、稲刈りに合わせ予め作ってくれてあったはぜの周りに稲束を運びます。はぜ作りも手間がかかるので本当に感謝です。
  そして次ははぜに掛けてゆく作業。一人が手渡し一人が掛ける。ちょっと稲の埃もかぶりますが、大きな空の下、汗をかきながらみんなで田んぼを駆け回ることも随分楽しかったようです。

      はぜ掛けは稲と稲に隙間が無いように…先生も真剣

 稲を刈り取った後には稲株がきれいに並び、子どもたちも軽い疲れと清々しい達成感にはしゃいでいました。
  そして決められた授業の時間内に予定の作業は無事終了!
  はぜの周りにはみんなの稲を、夜も昼も暑い日も雨の日もそして強風の中もずっと見守り続けてくれた案山子たちがまた登場、今度は脱穀の日までしっかり守ってくれます。

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