
こんばんは
ようやく晴れましたねえ
天気に気分が左右されるなんて
情けないと思いながらも
久々の晴れ間でやっぱりチョッと気分も
晴れますね
そうは言っても 気温は低く寒いことに変わりは
ありません
今朝出勤してくるときの
車の温度計は外気温 ‐10度(!!)
多少の誤差はあるにしてもやっぱり寒い・・・
ここのところ何かとデスクワークに追われて
事務所にこもる日が続いていましたが
今日は現場の様子も見たかったので
諏訪のT様邸へ行ってきました
その途中諏訪湖畔で
諏訪湖越しの晴れた空ににきれいな山並みが
諏訪湖は結氷してます・・・
御神渡りは結局出ずじまいだったのでしょうか?
現場でT様と立ち話をしていてうかがったところでは
今朝の気温は
なんと・・・
-14度 !!!
聞いただけで身が縮みあがります
早く春になって頂きたい・・・
そう言えば
今日は節分ですね
帰って豆でもまこうかな
年の数だけ食べるのは面倒ですけど・・・
今回も家にあったもので
たまたま目に留まって読み返してみた本
「逆光のメディチ」
著者:藤本 ひとみ
タイトルからするとメディチ家の話なのに
最初に登場するのがかの 「レオナルド・ダ・ヴィンチ」
死をまじかにした彼がこれまで封印してきた
フィレンツェでの月日を語る
と言う設定です
ダ・ヴィンチと言えば
「モナリザ」 (他にもいっぱいありすぎますが)
そのモデルは誰なのかなんて
今でも話題になりますね
このモデルに関する語りの部分で
画家は誰をモデルにしようと
結局自分自身を描くのだ
と言うような語りが印象に残ります
この辺も読み進んでいくと
主人公のアンジェラの言動で深く納得できます
よく謎扱いされるダ・ヴィンチの鏡文字
この話題も出てきて
ワタシが昔単純に
「こういう理由じゃない?」
と思っていたのがそのままの形で出ていて
思わずニンマリ
この辺から過去の回想になり
主人公のアンジェラ・ダ・ヴィンチ
の画家としての成長や恋愛などと
その当時のフレンツェの状況
絢爛たるルネッサンスの芸術家
そして豪華王 ロレンツォ・デ・メディチ
花のジュリアーノと呼ばれた ジュリアーノ・デ・メディチ
が登場します
アンジェラのお相手はなんとこのジュリアーノ
淡々と描かれる歴史的な進行と
様々な人間模様がうまくミックスされてて
結構読まされる感じで面白いです
最後までわからないのが
アンジェラとレオナルドの関係
「ああいう関係かな?こういう関係かな?」
と想像する楽しみを残しながら
物語は終わります
最後の方でチラッと
怪僧 サブォナローラなんかも登場して
また別のものが読みたくなったりします
話的にはかなり悲惨な終わり方ですが
淡々としているせいか
なぜかさわやかな後味が残ります
きれいな文章だと思うし
内容的に言っても女性にもお勧めです
この著者の本では
「皇帝 ナポレオン」っていうのも持ってたと思います
相当ゴツイ本だったので
また時間あるときに読みなおそうと思っています
こんばんは
今週土曜日のイベントに合わせて
事務所にチョッとした飾り付けがされています
バレンタインに合わせてということで
ハートがいっぱいです
なんか いいとは思うんですけど
とっても コッパズカシイ ワタシです・・・・
今日もまた雪ですね
でもやっぱり 気温のせいか
すぐに溶けて 道路はびしょびしょ
やな感じです
さて、今回も文学もので こちら
『百年の孤独』
著者:ガブリエル・ガルシア・マルケス
コロンビアの作家でノーベル文学賞の受賞作
味わい深い作品ですね
「マコンド」という架空の町の創生
そして100年以上の発展・戦争・衰退
その間繰り返される
「ブエンディーア一族」の
孤独・孤独・孤独
といってもひたすらくらい話
というわけでは全然ないんですけどね
というよりは、笑いを誘う表現がめっちゃ多いです
それに何しろ登場人物が多いのと
実際かの地ではそうなのでしょうか
代々親・兄弟に同じ名前を付けて
登場してくるので、頭が混乱してきます
マコンドを立ち上げた爺さん
ホセ・アルカディオ・ブエンディーア
とその嫁 ウルスラ
その息子
アウリェリャーノとホセ・アルカディオ
そこからいろんな血筋にわかれて
もらわれてきた子にも似たような名前を付けていきます
(アウリェリャーノ・ホセ、アルカディオ・ホセ、アウリェリャーノ・セグンド、ホセ・アルカディオ・セグンドまた元に戻ったり・・・)
分けがわからなくなることもしばしば
輪廻のように繰り返される悲喜劇
そして最後に予言・風 とともに町ごと消えていく・・・
音を立てて土台を食い荒らす蟻
音を立てながら家の中を覆い尽くしてい草
など宮崎 駿 のアニメに出てくる自然描写の
源流のような表現も数々出てきます
ある時町中の人間全員が不眠症になり
記憶を失っていく病気になるエピソード
日々自分が記憶をなくしていくのを自覚しながら
みんなが必死にそこら中のものに
名前を書いてはったりして大騒ぎをしますが
最後にそれを書いた事すら
字の意味すら忘れたら・・・・
笑えるエピソードのように書かれていますが
世界の危うさを笑っていて面白いですね
何度も出てくるテーマ
やはり 時間と繰り返し
巻末の解説によると、手法としては
古めかしい体裁のものだそうです
いいじゃないですかね
古典すなわちスタンダードですよ
古典になりたくてもなれないものの方が
どれほど多いか知れないんですからね
こんばんは
何やかやと気ぜわしい日々を送っています
昨日からの雪ですっかり雪景色
かと思いきや
降ったりやんだりを繰り返し
気温も少し高めなのか
結構溶けてますね
ホントは昨日の朝
みんなで雪かきをした後
事務所前の公園の木に積もった雪がきれいだったので
写真を撮ったんですよ
で、昨日はブログ書く時間がなくて今日
UPしようと思ったら・・・
写真の容量がデカすぎて 取り込めない・・・
じゃあ、も一回撮ろうと思って外に出てみたら
雪はすっかり溶けて
なんか 美しくない・・・
というわけで今回はあきらめ
またしても、画像なしのブログになってしまいました
せっかく ようやく 信州の冬らしい景色だったのに・・
今度はぜひともきれいな写真を撮ろうと
心に誓っていますので
期待しないで お待ちください