2008/06/10 9:00

渡邉美樹講演会 その5

今日は、火曜日です。
「経営ノート」のコーナーです。


2006年11月22日に行われた、渡邉美樹社長の講演会をまとめたものです。
みなさんのお役にたてれば、幸いです。

5.29,930枚の1円玉

私は、毎朝4時に起きています。
今日も、午前7時から午後2時までの間に12のアポイントがありました。
また、私はボーッとする時間でさえも予定し、手帳に書き込んでいます。
それは、すべて、夢を叶えるためです。

しかし、こういう生活をしていることについて、
よく「窮屈な生き方でないですか?」と聞かれることがあります。
私は1分1秒を無駄にしたくないという思いがあります。
強迫観念という方が近いかもしれません。

余談ですが、私はテレビをほとんど見ません。
1分1秒を無駄なく過ごすためには、自然とテレビを見る時間はなくなっていきます。
いつも1円玉の入った砂時計をイメージするようにしています。
この砂時計は1日ごとに1枚ずつ1円玉が落ちていきます。

この砂時計のなかには1円玉が29,930枚入っています。
この29,930という数字は、日本人の平均寿命(日数)です。
さらに、この砂時計のなかには1枚、金色の1円玉があります。
そして、金色の1円玉が落ちるときは、
すべての1円玉が一気に落ちるルールになっています。
そう、そのときは死ぬときです。

そして、この金色の1円玉が落ちる確率は、1日1日高くなっていきます。
人はいつか必ず死ぬのです。
そして、いつ死ぬかもわかりません。
実際、今日も知人が亡くなっています。
明日、死ぬかも知れないと思っただけで、今日という一日の密度が濃くなっていきます。
そう考えることで、一所懸命に、潔く、自分らしく生きたいという思うようになりました。


*なおこの議事録は、富田さんのご協力で、掲載しております。

(つづく)

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