当社の近所のお客様内山さんから外壁のリフォームを依頼されました。
築１８年の家で、外壁にややクラックも生じていて、表面の塗装が手でこすると取れる状態となっていました。
外壁塗装には、主にフッ素樹脂系、シリコン系、アクリル系の３種類があります。
シリコン系塗料の特徴は、防汚性能が非常に高いことです。 一般には、外壁の最高級塗料であるフッ素よりも防汚性は高いと言われています。
ほとんどがガラス質の反応硬化塗料のため、塗装表面が硬く綺麗になるからです。
耐用年数は、12年～15年程度が目安です。品質に比較して価格が手ごろなのが特徴。アクリル・ウレタンが4年から8年程度の寿命といわれているのに対して、1.5倍程度長持ちします。10年のスパンで考えている方、また外観を美しくしかも寿命の長い塗料を使いたい方にお奨めです。
フッ素系塗料は耐用年数は15年～20年であり、そのために「究極の塗料」と言われることもあります。
ただし、汚れが付着しやすい欠点が多少あります（すぐに水洗いで落とせます）
価格は品質に比例して高く、単価でシリコン系塗料の3倍程度します。
今回は、検討した結果シリコン系塗料を採用しました。
着工前の玄関側の様子です。
外装リフォームですから、外壁に限らず軒裏、軒樋、竪樋及び１階のカラー鉄板の屋根や玄関の木の部分もリフレッシュします。
西側のカーポートの上に足場をかけました。
早速水洗いです。洗車機と同じ高圧洗浄機により隅々までホコリやゴミを洗い流します。
次にひび割れ部分をコーキングで処理します。
そして、下塗りでシーラー材を塗布します。
今回は足場を掛けた部分の下がカーポートなので、早めに駐車できるように、西面の２階から仕上げていきました。
シリコンテックス塗料
下塗り用カチオンシーラー
しっかり攪拌します。
軒裏の塗装です。
仕上げはシリコンテックス２回塗りとなります。
玄関の木の部分はキシラデコールという防腐系の塗料の２回塗りとなります。
無事完成しました。工期は約１０日間でした。
内山さんご夫妻
『外壁の色には大変苦慮しましたが、江原社長のアドバイスもあり、夫婦そろって納得の仕上げのなりました。完成後は、夫婦２人で外に出て眺めて満足しております。本当にありがとうございました。』
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