2010/04/10 0:32


結婚情報誌や、会場のCM、ブライダルフェアなどでよく出会う言葉。

オリジナルウエディング。
アットホームなウエディング。
おもてなしのウエディング・・・

そんな言葉をよく耳にします。

でも、オリジナルってどんな結婚式なんだろう。
アットホームって?
おもてなしって・・・?


カメラマンになるよりずっと前から
結婚式の仕事に携わってきて、感じていたのは
結婚式場の用意した言葉とはうらはらに
お二人だけのウエディングといいながらも、
どこかで見たことのある演出やサプライズ
ばかりだったりすること・・・

もちろんそれがいけないなんて、少しも思っていません。
なんでもないこと、普通であることの素晴らしさも
常々感じています。

でも・・・会場さんのプランナーさんが言うところの
サプライズって本当にゲストをおもてなししている
サプライズ?
オリジナルって言うけれど、前も同じこと
提案していなかったけ・・・?
これは誰のためにする演出なんだろう?
結婚する日におもてなしするべき人は誰なんだろう?

そんなことを感じるようになりました。


そんな私も、会場の専属の花屋さんではなくなり、
フリーのカメラマンになってからは、以前よりも
もっと多く、本当の意味での気持ちのあたたかくなる
ウエディングに出会うようになった気がしています。


プランナーさんを全く介さず自分たちで披露宴を作り上げたり、
あまり使われていない神社を自分たちで掃除して結婚式に備えたり、
自宅で着付けをして神社やお寺に出発したり。

変わった演出や見たことの無いサプライズをしなくても
本当にあたたかいウエディングになることを、なんども
なんども実際に身を持って感じてきました。

そこで共通していたのは、いつも二人がきちんと
結婚することに対して向き合い、会場の提案を
鵜呑みにするのではなく、自分たちなりにしっかりと
考えた上で答えを出していたこと。
それが共通していました。

それさえきちんとしていれば、華やかな会場ではなくても、
誰も見たことのないような演出がなくても、心に残るオリジナルウエディングに
なるのではないかな、と感じています。






 
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