2008/09/03 14:39

不整脈の一つである心房細動の方や、
心臓弁膜症で、心臓手術を受け、人工弁の置換術を行った方は、
ワーファリンによる抗凝固療法が必要となります。
ワーファリン関連情報:エーザイ

心臓弁膜症:
大動脈弁閉鎖不全症 大動脈弁逆流症
大動脈弁狭窄症
僧帽弁閉鎖不全症 僧帽弁逆流症
僧帽弁狭窄症
連合弁膜症
など

これは、心臓内の血栓を形成を予防するために必要となります。
血栓による脳梗塞、脳卒中を予防するために、ワーファリンは規則正しく内服するようにしましょう。
血栓とは?

ビタミンKは、ワーファリンの作用を打ち消すように働きます。
ビタミンKを多く含む食品、特に納豆は、ワーファリン内服中は食べてはいけません。

また、ワーファリンが体に多すぎると、出血の際に凝固されなく、大量出血になってしまいます。
例として
無症候性の消化管出血
頭部打撲による硬膜下血腫
脳出血
などの重症化があります。

定期的に血液凝固検査を受け、ワーファリンの量を適正にコントロールする必要があります。飲み忘れに注意しながら、適切に内服してください。

ワーファリンを服用される患者さまへ(エーザイ)
ワーファリン01
ワーファリン02
ワーファリン03
ワーファリン04
ワーファリン05
ワーファリン06

参考:ワーファリンの正しい飲み方 国立循環器病センター

循環器病情報サービス 国立循環器病センター