長野県塩尻市の眼科医院|松田眼科-クリニックからのお知らせ
11/06/01

コンタクトレンズ研修

こんにちは。

この春から松田眼科の新しいスタッフに加えていただきましたYです。
前職ではデスクワークが主でしたので、患者さまと直接お会いできるこの仕事に、とてもやりがいを感じています。
至らないこともあるとは思いますが、精一杯勤めてまいりますので、どうか宜しくお願いいたします。

さて、新しい年度を迎え、進学、就職と新たな道に進まれた方も慌ただしかった生活が一段落し、そろそろ次のステップに踏み出す時期かもしれませんね。

かく言う私も、そろそろコンタクトレンズの扱いもできるようにと先日、コンタクトレンズ研修(初級)を受講してきました。
5日間かけて東京で行われたこの研修は、
近視、遠視、乱視の仕組みから始まり、コンタクトレンズの種類や、
はめ方やはずし方、正しいケアの方法、そして検査に至るまで、実習を交えながら学ベるものです。
そして最終日には総復習としてのテストが実施され、当然、その結果は研修に送り出してくれた松田先生のもとに届けられます。(゚Д゚;)ヒィ
平成生まれの女の子達に囲まれ「姉さん」と呼ばれながらも5日間頑張ってきました。
どうか高得点が取れていますように・・・!

ところで、コンタクトレンズにはハードとソフトの2種類があるのはみなさんご存じのことと思います。
ソフトレンズは付け心地が良い反面、ハードレンズよりも酸素を通さず眼に負担がかかる、なんて聞いたことはありませんか?

確かに一昔前まで主流だった含水性のソフトレンズはそのような面もありましたが、近年普及しているシリコン素材のソフトレンズは付け心地はそのまま、酸素の透過性がグンとアップしたすぐれもののコンタクトレンズなんです。

どうもコンタクトをしていると、眼が渇く、充血してしまう、なんて方は一度、今お使いのソフトレンズがシリコン入りの物なのかどうか、確かめてみると良いかもしれません。

しかし、そんな良いレンズでも、お手入れを怠ると台無しです。
毎日、寝る前には外してしっかりとこすり洗いをしましょう。
特に女性の皆様!
お化粧の油分はレンズの大敵です!
化粧水や乳液なども、レンズを装着してから行うようにして下さいね。
毎日のお手入れは面倒で・・・という方には一日使い捨てタイプのレンズがオススメです。

コンタクトレンズの選択に迷ったら、ぜひご相談ください。

11/04/19

アスタリズム(アスタキサンチンの美容液)

スタッフのNです。
震災が起きてから1ヶ月が経ちました。今回の震災がどれだけ大きなもので悲惨なものであったのか、新聞やテレビを見るたびに胸が痛みます。
間接的にでも協力、支援できることを、日々の生活の中から見つけて実行していきたいと思います。

先日、東京より富士薬品工業さんにお越し頂きアスタキサンチンのサプリメントについての勉強会が行われました。
アスタキサンチンはエビ、タイ、サケに含まれているカロテノイドの一種で赤い色素をしています。
ヘマトコッカス藻という藻から赤い色素を抽出して作られるそうです。
前回のブログでも取り上げましたが、アスタキサンチンはとても強い抗酸化(アンチエイジング)力があり、ストレスや糖尿病、眼精疲労や加齢による目の疾患、女性を悩ませるシミや肌荒れなどの皮膚疾患、冷え性、肩こり、朝に弱いなどあらゆる症状に対して効果が期待できるそうです。
今回は眼に対する作用、皮膚に対する作用についてお話をして頂きました。
眼精疲労を訴えている方にサプリメントを1ヶ月間飲んだ結果、半数以上の方の眼精疲労が改善されたようです。
また、アトピー性皮膚炎のある方に2ヶ月間サプリメントを服用、美容液を塗布したところ、かさつき感が改善されたスライドを見せて頂きました。
しわやシミに対しても継続的な使用が必要ですが、やはり半数以上の方が効果を実感できているようです。
実際に皮膚に直接塗る美容液もあり手になじませてみたところ、しっとり、さらさらする感触で継続して使ってみたくなりました。



高い美容液を買うよりも・・・。と思ってしまいました。
飲むサプリメントと、美容液があります。
ご興味がある方は窓口までお尋ね下さい。

11/03/02

眼瞼下垂

先月の眼科手術学会で眼形成外科のレクチャーを聴いてきました。
眼形成外科で扱う疾患は、おもに眼瞼(まぶた)、眼窩、涙器ですが、そのなかで最も頻度の多い疾患は、まぶたが下がってしまう「眼瞼下垂」です。

眼瞼下垂は、眼科の他、形成外科、美容外科でも取り扱われる疾患ですが、治療を行うには眼科一般の知識が不可欠です。
後天性の眼瞼下垂の原因には、筋原性(重症筋無力症など)、神経原性(動眼神経麻痺、ホルネル症候群など)、腱膜性(加齢性、コンタクトレンズ性)、その他(外傷など)があり、その中では「上眼瞼挙筋」と「瞼板」の接合がゆるむ腱膜性眼瞼下垂が多く見られます。この変化は加齢や、ハードコンタクトレンズを長期使用していた方にしばしば見られます。

軽度の眼瞼下垂
上眼瞼縁から角膜反射までの距離が3.5mm以下だと、眼瞼下垂と診断されます。

腱膜性眼瞼下垂では、視野障害など視機能に障害がある場合は手術適応があります。しかしながら一部で眼瞼下垂があると交感神経の過緊張があり、肩こり、 頭痛、冷え性、便秘、不眠などの自律神経症状を引き起こすという理論が提唱されており、自律神経症状改善目的で手術が勧められている状況もあります。但し、この理論には明らかなエビデンス(科学的な根拠)がありませんので、over surgeryに注意する必要があると本学会でも指摘をされておりました。

11/02/14

アレルギー点眼薬

スタッフのYです。
製薬会社さんの勉強会で、アレルギー点眼薬についてお聞きしました。

ひと口にアレルギー薬と言っても作用機序に違いがあり、今回お聞きした点眼液は①メディエーター遊離抑制作用と②ヒスタミンH₁受容体拮抗作用の二つの異なる作用により、より効果的との事。
実験結果を映像で見せて頂いた限り、かなり効きそうな感じがして期待が持てました。



今年は昨年の猛暑の影響もあり、花粉飛沫量が昨シーズンよりも多くなる事が予測されています。環境省のHPに環境省花粉計測システム(愛称・はなこさん)というサイトがあり、全国の花粉飛散状況の詳細な情報が得られます。携帯電話でも閲覧可能なので、それらも利用しながら防御もしていきたいと思います。
薬剤の使用については、初期症状が出始める頃に開始する方が効果が高いと言われています。

11/01/26

眼科手術学会

1月28日(金)から30日(日)まで、京都において日本眼科手術学会が開催され、29日(土)は休診させて頂きます。ご迷惑をお掛けいたしますが、専門医制度の単位取得や知識のupdateのため学会参加が必要ですのでご了承お願い申し上げます。

この学会は眼科の学会でも規模が大きく、昨年度は4,500名もの参加者がありました。
眼科では、白内障、緑内障、網膜・硝子体疾患をはじめとして手術治療が必要な疾患がたくさんあります。このため手術に関する知識、技術、機械のupdateは必要不可欠になります。


2011年はまだ始まったばかりですが、当院でも白内障を中心とし、緑内障、硝子体出血、眼瞼下垂、眼瞼内反、翼状片の手術を1月中に行っております。
今後もより侵襲の少ない、安全な手術治療を提供できるように努力して参ります。

入院の必要な場合は、大学病院をはじめとした適切な医療機関をご紹介しております。中信地区では、松本市の相澤病院に、昨年から関西の眼科専門病院である多根記念眼科病院より眼科医が赴任され入院手術に対応できるようになりました。当院では相澤病院との間に医療情報共有システムを有し、密接な医療連携を構築しております。

11/01/06

葉加瀬太郎in松本

葉加瀬太郎in松本

職員のMです。先日松本市民芸術館で行われたバイオリニスト葉加瀬太郎さんのコンサートに行って来ました。

4才で初めてバイオリンに触れて38年間。今年デビュー20周年を迎えました。

葉加瀬さんと言えば素敵な演奏はもちろんのことトーク、曲の合間のコーナーがとても楽しいです♪

今回も思い出深いコーナーがありました。
「今まで一度もバイオリンに触った事のない方、挙手をして下さい」とのことで観客の中から20代の女性が選ばれステージに上げられました。

葉加瀬さん直々にバイオリンの弾き方を教わり、決められた二つの音だけ繰り返し弾いている→そこに葉加瀬さん、バックバンドが音を重ね皆さんが一度は聴いた事があるであろう名曲を一緒に演奏してしまったのです!

会場全体が彼女を見守る…演奏が終わると大きな拍手に包まれ会場が一つになった感動の瞬間でした。

そして「ご当地曲を作ってみよう!」のコーナーでは松本市の曲を作り披露して下さいました。

お人柄が伝わる暖かい演奏に感動し、軽快なトークに笑い、幸せな気持ちで帰路につきました。

機会があれば皆様も是非行ってみて下さいね。




10/12/27

新しいドライアイ治療薬

みなさんこんにちは。スタッフのSです!
12月16日に参天製薬さんの勉強会がありました。
今回は13日に発売されたばかりのドライアイの目薬、ジクアス点眼液の説明でした。


ドライアイの目薬って以外と少なく、今まで2種類しかなかったんですよね!!
今までの目薬は涙を保湿する薬だったのが、ジクアス点眼液は涙を増やしてくれる薬みたいで今までのとは少し効果が違うみたいです!!!!
なので、今までの目薬だけでは効き目が薄い方などはジクアス点眼液を併用してみるのもいいかもしれません。
今年の冬はラニーニャ現象でドライアイ人口が増加しているみたいなので、乾燥感や異物感等のドライアイ症状がある方は我慢せず受診してみて下さい♪

10/12/02

アスタキサンチン

最近注目されている栄養因子に『アスタキサンチン』があります。アスタキサンチンは強い抗酸化作用を有し、医療従事者にはサプリメントとして摂取されている方が多くいます。
先日の眼抗加齢医学研究会でも多く取り上げられておりましたので、簡単にご紹介します。

アスタキサンチンはエビ、カニ、サケ、イクラなどの水産物に広く存在する赤橙色の天然色素で、カロテノイドの一種です。生体は外界からのストレスで活性酸素の影響を受け、ダメージを受けますが、アスタキサンチンは強い抗酸化作用を有し、酸化ストレスから体を守る働きをします。
眼科の臨床では眼精疲労の原因である毛様筋の疲労回復効果が報告されています。
また皮膚科の先生から、紫外線に対しても防御効果を有し、皮膚科のアンチエイジングに有用であるとのお話もありました。皮膚科医師らの要請からクリームも開発されました。

サケが過酷な状況の中で川を遡上できるのには、アスタキサンチンが大きな役割を果たしているとも言われます。


こちらはアスタキサンチンを含むサプリメントです。


こちらの会社のHPにも情報があります。
(アスタリール製造元・富士化学工業株式会社)

10/11/29

視能矯正学会

こんにちは
スタッフYです。

11月26日・27日に兵庫県神戸市で行われた第51回日本視能矯正学会に行ってきました。
今回のテーマは『ふたつの眼で見るひとつの世界』


ふたつの眼を使うことによって、物の立体間や奥行きをより正確に得ることが出来ます。視野も広くなります。それから最近話題の3D映像も、ふたつの眼を使うことによって見ることが出来ます。

日常当たり前のようにふたつの眼でひとつの物を見ていますが、とても奥の深~いテーマです。

先生方の講演や視能訓練士の発表を聞き、今回学んだことをいかせるようにこれからも頑張りたいと思います!

専門学校時代の友人にも会え、よい刺激になりました!



10/11/24

勉強会

スタッフのDです。

11月18日に製薬会社さんの勉強会がありました。

緑内障の点眼薬について説明を聞きました。

又、点眼補助具の紹介もありました。
特定の点眼瓶にしか使えないのですが、点眼がうまくいかないという方は、試してみてもらえたらいいと思います。





塩尻市の緑内障検診も今月末までです。ハガキが届いた方は早期発見、早期治療のためにも受診して下さい♪

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