私(冨田)は、本年度、松本JCの監事を務めさせて頂きつつ、日本JCの監査人グループに出向させて頂いております。監査人グループでの活動のご報告をさせて頂きます。

実は、監査人グループの活動は2月の決算監査まで続きます。卒業生にも容赦なく仕事は回ってきますが、ゾンビのような存在で監査を行うこととなります。まだ所感を述べる段階ではありませんが、ここまでの活動を振り返った感想をお伝えいたします。
 04の日本出向の際に、初めて日本の出向者名簿を見たときに、公認会計士や税理士といった妙に同業者の多い会議体を見つけました。それが「監査人グループ」だったのです。入会1年目の人間力での経験を通じて、JCは実験・体験の場であって、仕事では体験できない非日常を学ぶ場と考えていたので、私はJCにいる間にここだけは行かないようにしようと、心に誓っていました。何処かで、職業をJCにしてしまうことが、負けてしまうような気がしていたのです。
 しかし、08では地区の責任者となって監査を受け入れた縁もあり、また、時は公益社団の改革を生んで、招聘頂けたのも縁と出向させてもらいました。
 日本JCの監査では、08で触れた日本の内容を会計面と言う別の角度から見ることによって、組織の全体像をしっかり把握することができました。一方で、日本JCという組織が持つ、多くの課題を目の当たりにし、今後への不安も感じることとなりました。残念ながら、この課題への対応には参加できませんので、しっかり遺言を残していきたいと思います。
 地区・ブロックの監査では、昨年、地区の会計責任者になるとともに、財政特別委員会を通して、各ブロックの会計にも関与していたため、監査にあたっては、同情心を抑えることに苦労しました。ですが、後で苦労することを考えると、早めに厳しく言ったほうがいいだろうと、多くの会計担当者には恨まれるようなことも言い続けてきました。
 一方で、北陸信越地区の運動が、全国の中でどのような位置にあるのか、他の地区・ブロックを見ることによってよく理解できました。結果は、「これだけ大変な地理関係の中、よくやっているな~十分!」という感想です。

 公益社団の関係は、山本代表が吹田JCで申請を行ってきたことや、全国で申請を経験しているメンバーが多く、情報交換の内容は具体的で参考になるものばかりでした。恐らく、日本中のどこよりも、多くのことが学べたと思います。
 
 難しい話をしてきましたが、出向は楽しい!
 今回で4回目の日本出向でしたが、今回も楽しいメンバーとの出会いと、メンバーによる楽しい夜の部は、期待以上の楽しいものとなりました。
 美人の総括幹事の設えは、店の設定ばかりでなく、懇親会の内容も毎回趣向を凝らしたものであって、少人数の会議体でしたが、毎回盛り上がった懇親会となりました。総括に感謝感謝です!

 JC卒業の年に、わがまま言って出向させて頂きましたメンバーの皆様に感謝します。ありがとうございました。