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GIFC ゲイラン通信 ⑤  

17/10/05

『憧れの国・日本』

シンガポールのサッカー関係者は一様にしてこの言葉を口にします。
「日本はアジアでナンバー1のサッカー国。俺たちにとっては憧れの国なんだ」コーチ仲間は言います。
ゲイラン・インターナショナルFCはこの夏、初めての日本遠征を実施しました。
14歳と15歳にあたるU15の選手21名とスタッフ5名が長野県サッカー協会主催「第1回信毎カップ・インターナショナルユーストーナメント」に参加するため、1週間の日程で松本市を訪れました。
滞在中はアルウィン見学、温泉、上高地観光など、初めて尽くしの体験をし、海外遠征そのものが初めてだった選手たちにとって、本当に大満足の1週間となりました。





























さて、肝心の大会はというと、8チーム中6位という結果でした。
日本人選手との決定的な差は「プレーの連続性・持続性」にありました。1度パスをすると止まってしまう、1回守備をすると止まってしまうという良くない習慣がシンガポールの選手にはあります。プレーが継続しないのです。その点、日本人選手には幼少期からパスをしたら動く、守備も何回も追うという良い習慣が自然と身についています。
これは日本人の『勤勉性』がもたらす非常に良い習慣です。「規律を持って継続的に物事を遂行する力」。これは日本人が世界に最も誇れることではないでしょうか。
その一方、自分を主張する、自分の意見をしっかり言えるメンタリティについては、シンガポールの選手の方が圧倒的に良いものを持っていました。日本の選手は、意見することが周りの雰囲気を悪くする、怒られるのではないかという、ある種の恐怖を感じています。これは大人が子どもの意見を受け入れず、正解を無理やり導こうとしているからではないでしょうか。子どもは大人に否定されるのを怖がります。子どもには子どもの意見が実はちゃんとあり、それはどれも間違ってはいないんです。子どもが自分の意見をしっかり言えるような雰囲気を大人が作ることが日本の社会には大切だと改めて感じました。

以下、遠征を終えたスタッフから届いたメッセージを紹介します。

NFA - Frankie san.. YAMAGA FC - Kanda san, Kato san, Yamazaki san, Tetsuya san, Otsuki san.. Thanks again for the wonderful hospitality shown to GIFC U15 boys and staff. No words can describe how grateful we are.. We are leaving tomorrow with a heavy heart but deep within us, we feel a sense of wonderful, meaningful and deep friendship!
Surely we will meet soon and wish the relationship between the clubs continue to prosper-- ALL in the name of football!!
All the best to Yamaga FC for the remaining matches! We will be rooting for you guys from Spore!!

長野県協会小坂さん、山雅FC 神田さん、加藤さん、山崎さん、奥田さん、大月さん、この度はゲイランFC u15の選手たち、そしてスタッフに素晴らしいおもてなしをしていただき、改めて感謝いたします。私たちがどれほど感謝しているかは言葉に表すことができません。私たちは深く心に刻まれた素晴らしい気持ちを持って、明日旅立ちます。私たちは今、素晴らしさ、有意義さ、そして深い友情を感じています。
もちろん、私たちはまたすぐにお会いしますし、クラブ間にはより深い関係が築いていけると願っています。全ては「サッカーの名の元に」
松本山雅FC の残り試合が幸運でありますように。私たちはシンガポールから皆さんを応援しています。

Geylang IFC GM Andrew ゲイランFC GM アンドリュー


Thank you very much to all Yamaga Matsumoto n Nagano FA officials, staff, host family n players to provide us this memorable experience. We had a wonderful n fruitful learning experience with your hospitality during our stay in Matsumoto. See you soon. Cheers

記憶に残る経験を提供してくださった、全ての山雅スタッフ、長野県サッカー協会、ホストファミリーの皆様、そして選手達に大変感謝しています。
我々は松本にいる期間、素晴らしく実りの多い経験をみなさんのおもてなしから学びました。またお会いしましょう。

U15 coach Dalis  U15コーチ ダリス



初めて見るサッカー専用スタジアム、初めて感じた日本文化、温泉、山脈と冷たい雪解け水、喫茶山雅でのサッカーが身近にある中での食事、初めてのホームスティ、そしてきれいに整えられたかりがね天然芝でのトレーニング...
若い選手たちにとって、全てが刺激的でかけがえのない経験でした。
さぁ、大事なのはこれからです。この経験を国に持ち帰り、いかに自分のため、クラブのため、国のために、シンガポールサッカーを変えていくのか。この遠征がその第一歩になったことは言うまでもありません。これからの彼らの頑張りが楽しみです。

松本中央幼稚園の運動会に行ってきました!

17/10/05

9月30日(土)2017年松本中央幼稚園の運動会が行われ、松本山雅FCから高橋理事長と芝田貴臣コーチが参加しました。

本年度から松本山雅FCユースアカデミーでは、昨年度まで実施していたサッカー教室に加え、この年代に必要な動きづくりを意識した運動教室を松本中央幼稚園さんで実施しています。
今日はその成果を園児の皆さんが見せてくれます!

当日の朝は少し肌寒い気温でしたが、とても良い天気で絶好の運動会日和になりました。

朝から園児や保護者の皆さんはもちろん、園長先生を始め先生方の熱気がすごく感じられました。



いよいよ始まる運動会!園児の皆さんは少し緊張気味・・・



園児の皆さんが元気良く入場!



そしてみんなで準備体操!
この体操も色々な運動の要素が入っていました。先生たちの努力の賜物!



そして年少組のかけっこ!
今年の運動会から松本山雅の運動教室のメニューを取り入れたかけっこを先生たちが考えてくださいました。

両足ジャンプ!?



次は障害物をくぐって!



そして障害物を飛び越えゴールへ向かいます。



ゴールは大好きな先生にタッチ!



年中組と年長組の皆さんも元気いっぱいかけっこ!
一生懸命ゴールを目指して走る姿は本当に格好良い!!



「Chuoh.FC」
サッカーボールを使った競技。サッカー教室での成果を披露します!
年少組のみんながボールを運んで年中さんに渡します。これがとても上手い!





年中組みの皆さんはコーンの底を使って上手くボールを運びます。結構難しい!!



年長組のみんながドリブル!



みんなが大事に繋いだボールを最後にゴールへシュート!



みんなとても力強いキックでシュート!!

「組体操」
年長組さんによる組体操。「こんなことも出来るんだ」とびっくりさせられました。園児の皆さんの努力と先生たちの情熱に感動しました。





一緒に見ていた上條先生が「この頃みんなが体を動かすことにすごく積極的に取り組んでいる」と仰っていました。我々にとってとてもうれしい一言でした。

今回初めて運動会に呼んでいただき園児の皆さんが一生懸命競技に取組む姿を拝見して、我々もすごく刺激をもらいました。

これからも園児の皆さんと一緒に楽しく体を動かして、将来スポーツを楽しむことが出来るように取り組んでいきたいと思います。

また一緒に遊びましょう!

松本山雅FCユースアカデミー 高橋耕司

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