有賀泰治の公式ブログです。日々の行動や情報、会社での出来事などを更新しております。

2015/01/05
あけましておめでとうございます。

今月のテーマは年頭にあたり

《 決意 》

としました。


 昨年の暮れ、思わぬアクシデントが身に降りかかり、お休みしていました。
それも、自分の生き方への神様の啓示と思い、生かされている残りの人生、精一杯前向きに歩みたいと思います。

1  執念

 昨年、男子テニスの世界ランキング5位になり、話題をさらった錦織圭選手。その躍進を支えるコーチのマイケル・チャン氏にも注目が集まった。
まだ、コーチに就く前に、2人はテレビ対談。
ある大会の決勝で、錦織選手が世界王者のフェデラー選手に完敗した時の話題になった。
チャン氏の話は厳しかった。
「あなたは一つ大きなミスを犯しましたね」
「あなたはこういいました。『フェデラーと決勝で対戦するなんてワクワクします』と」。
昔から憧れの選手だった世界王者と対戦するだけで満足してしまったことを見抜いていたのだ。
「『優勝するのはお前じゃない! 俺だ !』 という気持ちでなければ戦う前に負けています」
ともに強豪を倒してきた者同士が対する決勝戦。
実力は僅差のはずなのに、大差のつくことが、各競技の大会でままある。
“ ここまできた ” と満足してしまった側に、勝算はすでになしということだろう。
人生の勝負哲学も最後まで “ 攻め ” に徹する執念が鉄則中の鉄則である。

2、 決意の分岐点 

昨年のNHK大河ドラマ 「軍師 勘平」も終わりましたが、多くの決意の分岐点を演出していました。
勝敗の重要な分岐点のことを 「天王山」という。
1582年6月、羽柴(豊臣)秀吉が明智光秀を破った 「山崎の戦い」 を淵源(えんげん)とする言葉だ。
秀吉は毛利勢との戦から身を翻(ひるがえ)し、電光石火の進撃で、本能寺に散った君主・信長の仇を討った。勝敗を決したのが、山崎にある天王山だった。ここは、京都と大阪を結ぶ要衝。この山を制し、形勢を逆転したのだ。
作家・吉川栄治は、この戦いの秀吉を活き活きと描いている。
「敵の中に自己の中軍をおいたとも云い得るほど、大胆なる積極性を馬印に掲げて、前進また前進、一歩たりとも、退くことをしなかった」。
秀吉に語らせる。
「かくの如き時は生涯二度とはありませぬ」「時を逸(いっ)して悔いを千載(せんざい)にのこし給う(たまう)な」(『新太閤記』講談社)
また、昨年のサッカーワールドカップ。目立ったのは、逆転試合の多さであった。最高レベルでも、いや、技量は紙一重の最高レベルの戦いだからこそ、勝敗を分かつのは心理戦であり、勢いであると痛感する。
人生にも、ここを乗り越えれば未来が大きく開けるという、分岐点がある。敢然(かんぜん)と前へ進む強さがあるか。

3、 人間の魂に火がついたなら、不可能は消滅するようにできている。
・・・・・詩人/ジャン・ド・ラ・フォンテーヌ

誰しも、同じ商品やサービスを購入したいと考えたら、一生懸命に頑張っている人から購入したいと思うものです。
人は強い情熱や想いによって心を動かされたとき、「感動を覚え」理屈ではなく、「感情」で購入をする決意決定を行うからです。
話し手が、本気で良いと思っている姿勢や、心底から顧客に貢献できると思っている様子は、「顧客に伝わり」、信頼の獲得に伝わります。

4、 目の前の仕事に専念せよ。太陽光線も一点に集めなければ発火しない。
・・・・・発明家・学者/グラハム・ベル

「ここ一番」の時に力を発揮するには、余計なものを捨てて、エネルギーを「一点」に集中させることです。
やりたいことがたくさんありすぎて、焦ってしまうときは、目の前の仕事をできるだけ「単純化」し、一つひとつを全力で片づけていくのが、限界を突破する正しい戦略だからです。
多くのことに一度に手を出すことなく、一つの事に没頭することが、とてつもない結果を生み出すのです。
目の前のことを一つひとつ、全力で片づけていますか!?

5、 自分が何者であるか、何を達成したいのかを、あなた以上に知っているものは誰もいない。
・・・・・経済学者/コリン・ターナー

どんな職業が自分を活かし、最低な仕事なのか知るには、「自分の特性を知り」その範疇にある職業に、「チャレンジ」してみることです。
人にはその人なりの特性があり、本当にやりたいことはなにか?
何をやっているときに充実感を感じるか? など、自分の中に「興味領域」や「価値観」を持っっているからです。
人は過去の自分を振り帰り、現在の自分を理解して、「未来の自分を予測」し、人生の筋道を歩むのです。
どのような仕事をしている自分なら意味を感じますか?

6、 残りの人生も砂糖水を売ることに費やしたいか、それとも世界を変えるチャンスが欲しいか?
・・・・・アップル共同設立者/スティーブ・ジョブズ

大富豪と言われる人たちが「共通して持っている特徴」の一つが、チャンスに出会ったらすぐに行動する姿勢です。
他人が気づく前に「絶好の機会」だと確信したら、迷うことなくどれだけ素早く動けるかが、「勝負を左右する」ケースが多くあるからです。
自分の「専門分野」を見極め、その分野の知識の習得に励み、実践での経験を増していけば、チャンスに遭遇したときに、誰よりも先駆けて行動を起こすことができるのです。

7、 とにかく何か行動を起こすことだ。とかく人は考えすぎだし、準備のしすぎなんだよ。
・・・・・作家・演出家/ジャック・キャンフィールド

新しいことをスタートするには、思い切って飛び込んでみることです。
起業することを決心する場合でも、いつから行動するという最終期限を設定しない限り、永遠に勉強ばかりしている状態が続いてしまうからです。
一歩を踏み出す勇気こそが、自分が「制限」している見えない壁を突破し、未だ知らない世界に対する不安を解消してくれるものです。
学びの機会に甘んじることなく、行動に移していますか?

8、 高額な給与がかすんで見えるほど、大きな目的を持つことが重要なのだ。
・・・・・作家・コンサルタント・講演家/アーニー・J・ぜリンスキー

不確実で不安定な時代の中で、飛躍し続けるためには、定期的に「自分の価値観」を再点検し、仕事の「ミッション」を明確化することです。
自分の活動に「何の価値」があるかを見つめ直し、本気で没頭できる仕事であることが明らかになれば、いかなる障害でも乗り越えることができるからです。
現在の報酬がどうであれ、「目的」を持ち、心から一生懸命取り組めることなら、成果は後からついてくるものです。

9、 目標を決めて、命がけで取り組む。
・・・・・船井幸雄

人が成功をする確率は、その人がどれだけ命がけで取り組んだかに比例します。
勉強や仕事をするうえでも、目標を決めて、命がけで取り組んでみましょう。この気持ちで取り組めば、できないことはほとんどなくなります。

10、一番乗りは牡蠣を得るが、2番乗りの人は貝殻しか得られない。
・・・・・ガーネギー鉄鋼創設者/アンドリュー・カーネギー

圧倒的な地位を手にするには、「先行優先の法則」を生かし、未だにないものを他に先駆けて仕掛けることです。
新しい分野に他社よりも先に参入し、名乗りをあげることができれば、誰よりも目立ち、注目を集めることが可能になるからです。
特定のカテゴリーで、最初の「ポジション」を獲得することができれば、「知識や経験の蓄積」をいち早く進め、その分野は自分だというブランドを築きあげられるのです。

11、 とにかく、とりかかれば燃え上がるし、続けていれば仕事は完成する。
・・・・・詩人・作家・自然科学者/ゲーテ

「モチベーション」が上がらないと感じたときは、まず、軽い気持ちで「スタート」できる仕事から、とりかかることです。
モチベーションが上がらないのではなく、自分で「やる気が起こる」状態を作り出していないだけだからです。
それには、やる気が起こるスイッチとなる仕事を決めて、そこから始める習慣を付けることです。
やる気を付けるスイッチを自ら押していますか?

12、 豊かで栄光ある未来を今計画しなさい。将来の事柄でもそれを実行するのは常に今です。今の努力が未来をつくるのです。
・・・・・思想家・牧師/ジョセフ・マーフィー

夢を実現する第一の一歩は、将来ないりたい自分になると「決意」することです。
決意するという感情から行動が生まれ、結果をイメージすることから、ビジョンが生まれのです。
順調な航海を進めていくには、自分だけの「座標軸」をデザインしていかなくてはなりません。
目的地にたどり着くための「青写真」を持っていますか?

13、才能は食卓塩よりも安い。才能ある人と成功者の差は、努力の量だ。
・・・・・作家/スティーヴン・キング

一度掲げた目標を「思い通りの結果が出ないから」と途中で諦めている人の多くは、才能がないのではなく、行動の絶対量が少ないのです。
毎日、圧倒的な行動量をこなしていれば、無駄な行動を減らしながら、最適な行動を増やすことを真剣に考えるようになり、徐々に質が上がってきて、望む結果がおのずとついてくるようになるからです。
「諦めずに行動する」という日々の積み重ねが、良い習慣を作り、やがては、大きな成果を生み出す「才能」を育むことに繋がるのです。
量が質を生み出すほどの行動ができていますか?

14、 誰もやったことのないことを成し遂げたいと思うなら、自分に多少の無理を強いるくらいでなければ、何も前に進まない。
・・・・・ヴァージン・グループ創業者/リチャード・ブランソン

今のレベルを上げる秘訣は、かなり高いハードルだと思えることに挑戦することです。
誰しも容易に到達できる目標に取り組んでいれば、精神的にも楽ですが、それでは、あまり成長することは期待できないからです。
だからあえて、エベレストに登るくらいの大きな目標を、自ら設定していけば、それを乗り越えるための緻密な計画が必要になるのです。
ゴールに到達するために、様々な課題を解決していく中で、人は進化し、今までにない成果を成し遂げるのです。
大きく成長するためにあえて、難しい選択をしていますか?

15、 本は最初から読みはじめるが、ビジネスは逆だ。最後からはじめて、そこに達するためにしなければならないことをする。
・・・・・元ITT社長/ハロルド・ジェニーン

人は誰でも問題が発生すると、悩み、焦ることがあります。
そういうときこそ、立ち止まって、「ゴール」を明確にイメージしてみることが大切です。
目標から逆算して考えていけば、誰が、いつまでに、何をすべきかという、「行動プロセス」のシナリオが具体的になるからです。
市場の変化に応じて、目標への達成手段が変わることはあっても、目標基準に考える「軸」がブレなければ、必ずゴールに近づいていくことができるようになるのです。
行動する前に、目標達成に至るストーリーを考えていますか?

16、 あなたがやる気を持ち、目標を設定し、止まらぬ勢いで目標に突き進むとき、人生は意味を帯びる。
・・・・・アーティスト/レス・ブラウン

何かに挑戦し、失敗するコストは、何もしないコストに比べれば、それほど大きくありません。
夢実現に向けた「力強い第一一歩」を踏み出せば、途中でつまずくことがあったとしても、進みながら学ぶことで、今までにないレベルの成果を成し遂げることができるからです。
なんの成果も上げられない人の多くは、目標を設定しておらず、「勇気ある行動」を起こしていないだけなのです。
意味のある人生を送るための一歩を踏み出していますか?

17、 我々は時代の変化に適応しながらも、変わらぬ原則を持ち続けてなければならない。
・・・・・第39代アメリカ合衆国大統領/ジミー・カーター

どんなに時代が変わっても、新しい分野を切り開き、継続的に発展していくには、物事の本質見据えて、「原理原則」に基づいた判断をすることです。
過去の常識や経験に頼っているだけでは、新しいことに遭遇した場合、どうしても解決ができず、その度にうろたえることになってしまうからです。
日頃から物事の「正しい判断基準」を持っているひとは、未知の世界やいかなる環境でも通じていくものです。
常に基準となる原則原則で判断し、行動できていますか?

18、 変革というものは、ひとつ起こると、必ずや次の変革を呼ぶようにできているものである。
・・・・・政治思想家/ニッコロ・マキャヴェッリ

現状を打開するには、これまでのやり方や考え方を、大幅に変える「変革の局面」が必要な時があるものです。
変革を起こすには、常識を鵜呑みにせず、直感を大事にして、最初の一歩を踏み出すことに、すべてのエネルギーをつぎ込むことです。
「こうなりたい」という理想の状態を具体的にイメージし、「最初の回転を起こす」ことができれば、進みながら修正していくことが可能だからです。
人間は「やりたい」「やれる」「やらざるを得ない」が揃うと一気に動き出します。
あなたが起こす変革の最初の一歩はどんなことですか?

19、 成功するすべてのビジネスは、正しい倫理観の上に成り立っていることを知っておくべきです。
・・・・・牧師・説教家・人道主義者/ヘンリー・ウォード・ビーチャー

自分の欲望を満たすために、法律違反すれすれの戦略で利益を上げたり、自分の会社の利益のためならなんでもするという考えは捨てることです。
自分の「良心の声」に反し、非人道的な方法で、利潤のみを追求した場合、一時的には富を得られたとしても、永続的にその状態が続くことはないからです。
仕事というものは、単なる「利益以上の価値」を創出し、それから支持してくれる人々がいることによって成り立つのです。

20、今月の言葉

① 新しい心構え
新しい年を迎えるには、新しい心構えがなくてはならぬ。決してただ漫然と迎えてはならぬ。そしてその心構えには年相応のものがなくてはならぬ。
・・・・・坂村真民(仏教詩人)

② 明確な目標
人間は自分の目標を明確にして居らねばならぬ。誘惑や迷いは、それに弛みができ隙を生ずるからである
・・・・・森信三(国民教育の師父)

③ 覚悟
覚悟の強さこそ当事者意識の表れ
・・・・・山本康博(ビジネス・バリュー・クリエイションズ代表)

④ 思いの強さ
何か困難に直面した時、その状況をはね返そうとする思いが強ければ強いほど、その状況に適した発想力が生まれてくる
・・・・・小和田哲男(静岡大学名誉教授) 

⑤ 最高の勝利
最高の勝利は自分自身を乗り越えることだ。自分に負けることはあらゆることの中で最も恥ずべきことである
・・・・・プラトン(古代ギリシアの哲学者)

⑥努力で決まる
皆、能力は一緒。そんなに差はない。いかに自分が忍耐強く、努力したかで決まる
・・・・・渡辺公二(西脇工業高等学校陸上部監督)

⑥ 本気
本気になるというのは手抜きをしないこと
・・・・・村田兆治(野球評論家)

⑦ 徹する
どんな仕事でも、それに徹すれば、その仕事を中心に、無限といっていいほど広がっていくものだ
・・・・・松下幸之助(松下電器産業創業者)

⑧ 執念
執念ある者は可能性から発想する。執念のない者は困難から発想する
・・・・・松下幸之助(松下電器産業創業者)

⑨ 見えない努力
あの人は内面から輝いている、と世間で称賛される人は、例外なく見えないところで自分を厳しく律し、努力されている
・・・・・石川真理子(武家の娘の心得を現代に伝える文筆家)

⑩ 決断
指揮官には危機的な状況になればなるほど速やかな決断が求められる
・・・・・高嶋博?(海上自衛隊元横須賀地方総監)

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プロフィール

有賀泰治

車検の『アップル車検』
自動車販売の『カーベル』
キズ、へこみの『キズナース』
中古タイヤ、カー用品の『ガレージ・オプション』
事故・故障対応の『レッカーサービス』
自動車をはじめとしたすべての損害保険・生命保険の『保険部門』

上質なカーメンテナンスを自社で全て提供する自動車会社
㈱アルガオートサービスは自動車関連の事業を営んでいます。

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