2025/07/18
副編とうまトマハンバーグ
投稿者:新建新聞社 内田
6月初旬、予感めいたものは2つともあったのかもしれない。
1つ目の予感は、人気チェーン店・松屋の「うまトマハンバーグ定食」が6月よりレギュラー化されたことだ。これまでは夏のみの期間限定メニューで、筆者にとっては、夏の風物詩とも言える商品が常時食べられるようになったのだ。
さっそく松屋に訪問。券売機の画面で、昨年より値上がりした980円という価格に驚きながらも待つこと数分。食欲をそそるトマトとにんにくの匂いとともに、うまトマハンバーグ定食との対面だ。

一口目は、トマトソースがかかったハンバーグのみで食す。柔らかな食感と、じゅわっとした肉汁が口の中でひろがり、トマトの酸味が鼻を抜ける。濃い目の味付けは白米との相性が抜群で、約10カ月ぶりのうまトマハンバーグに舌鼓を打つ。半分ほど食べ終えたところで温泉卵を投入。濃い目のソースに、卵のまろやかさが加わる。あっという間に食べ終わり、ご飯の量を「大盛」にしなかったことを後悔しつつ退店する。
うまトマハンバーグに小さな感動を覚えたお昼過ぎ、事業部長からチャットの連絡あり。
筆者への連絡は、通常、編集長経由でくるため「何だろう」と訝しみながら画面を見る。チャット上には「新建JOHOの副編集長として、毎日の新聞を制作する責任者として活躍してもらいます」と。これが2つ目の予感だが、いきなりすぎて目を疑う。
昨年から工事情報紙「新建JOHO」や別冊「Prime」の編集業務の一部を担うようになっていたので、いつかはその役割が回ってくるとは、うすうす感じではいた。しかしこのタイミングで打診があったのは、筆者としては「急遽」という印象だ。

6月中に複数回の面談を経て、8月から新体制のスタートが決まる。人員配置、引っ越しの手続きや、後任への引き継ぎをどうするか、と考えているうちに7月に。既述のうまトマハンバーグ定食が15時~24時の時間帯でしか注文できなくなったことを知る由もないくらい、用意・準備することが多く目が回る。
去る7月14日の全社会議で人事が発表。もう後戻りはできない。一つ一つを丁寧に、読者の皆さんのお役に立てるような情報紙を日々発刊していきたいと思う。
長野本社に異動となりますが、信州建築構造協会の取材は引き続き担当させていただきます。仕事の責任は増えましたが、役職の昇格はなく、給料も同じなので、いつも通り接してください。未熟な面もありますが、これからもご指導のほどよろしくお願いいたします。

新建新聞社 内田