2009/10/12 16:47

「豊科の家」は高気密・高断熱のSW工法の住宅ですが、測定しなければ本当に高気密かどうか分かりません。

ということで気密測定です。


 写真のような機械で気密を測定します。測定後、すぐに速報の結果報告をもらい、後日きちんとした気密測定結果が届けられます。


 上の写真がその速報結果です。気密の程度はC値というもので表します。C値(相当隙間面積)というのは、建物の床面積1㎡あたりにどれくらいの隙間があるのかというものです。

 今回のC値0.47というのは建物の床面積1㎡あたりに0.47c㎡の隙間があるということです。この建物全体の隙間を全て一箇所に集めても約8.5㎝角の大きさしかないということになります。

 このC値0.47が良いか悪いかですが、公庫基準では5以下、スーパーウォールでは1以下を目標としていますので、大きくクリアーできています。

 検査した方のお話によると、今回は気密には不利な引き違いの玄関であったり、サッシが多いわりにこの数値はなかなか見れないですとのことでした。

 気密が良ければそれだけで全て良いというわけではありませんが、クリアーしなければならない一つの項目をクリアーできたということです。

 SW工法はパネルに気密のためのパッキンが付いていたり工夫されていて、基本的には簡単に、確実に気密ができるようになっています。ですが、ただそれに安心しているのではなく、様々な場面で隙間ができないように気をつけてきたので今回のような結果が出せて安心でき、またうれしく思いました。