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塩尻市の内科・呼吸器クリニック
ふるや内科クリニック
院長 古屋 志野
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2019/01/26

インフルエンザに一番かかりやすい場所は病院

 インフルエンザが猛威を振るっています。

 一般的にインフルエンザを予防する行動として、人混みに行かない、などと言われますが、それよりも何よりも一番危険なのは医療機関に行くことです。

 当院でもここ2週間くらい、インフルエンザの患者さんが待合にいなかった時間というのはほとんどありません。常にだれかインフルエンザの人が待合にはいるということです。

 さらに厄介なのは、医療機関には「インフルエンザにかかったら死んでしまう持病の人(高確率で生命にかかわる合併症を発症する人)」もかからなければならないのです。

 余計なインフルエンザをもらわない、インフルエンザに感染した人は周りにまかない、を心がけて行動してください。

 インフルエンザかもしれない、と思って当院にかかる方は駐車場についたら車からお電話いただきたいと思います(院内入り口に貼り紙がしてあります)。

2019/01/26

当院ではゾフルーザ処方していません

 インフルエンザが猛威を振るっています。

 ゾフルーザはおよそ1年前、夢のような新薬、という触れ込みで鳴り物入りで発売されました。
 ところが、データがしっかりそろった論文をよく読んでみると、耐性株が10~20%と高確率に出現すること、ウイルス排出量は従来薬に比べ早く少なくなるものの有症状期間がほとんど変わらないこと、などがわかってきました。

 このため、当院では少なくともインフルエンザA型についてはゾフルーザの処方を見合わせていますので、ご承知おきくださいますようお願いいたします。

2019/01/26

インフルエンザ予防投与について

 インフルエンザが猛威を振るっています。

 たまに、インフルエンザと診断した方から、「家族に受験生がいるのでその子に予防投与をしてほしい」というご希望をいただきます。

 予防に使用できるインフルエンザ用薬の添付文書には以下のような記載があります。

 予防に用いる場合には、原則として、インフルエンザウイルス感染症を発症している患者の同居家族又は共同生活者である下記の者を対象とする。

(1) 高齢者(65歳以上)
(2) 慢性呼吸器疾患又は慢性心疾患患者
(3) 代謝性疾患患者(糖尿病等)
(4) 腎機能障害患者



 特に持病のない受験生はこれにあてはまりませんので、使用して何か重大な副作用が起きたとき、救済措置を受けられません。

 また、添付文書の冒頭に必ず書いてありますが、

インフルエンザウイルス感染症の予防の基本はワクチンによる予防であり、本剤の予防使用はワクチンによる予防に置き換わるものではない。


 受験生のいる家庭は、流行入り前に家族全員がワクチンを接種していただきたいと思います。

 そういうわけで、大変申し訳ありませんが上記に当てはまらない方の予防投与は当院では今後お受けできかねますのでご承知おきくださいますようお願いいたします。

交通アクセス

〒399-0734
塩尻市大門四番町7-14

駐車場(15台収容)あります。

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