
『平穏死』という選択
『平穏死』という選択
石飛幸三著 幻冬舎ルネッサンス
成年後見人として認知症高齢者のお世話をしていると、被後見人の終末をどのようにするかで悩まされる。後見人には医療同意権はないが、身寄りがいない人の場合は、医師と相談して判断しなければならない場面がある。
食べられなくなった場合の延命治療は「胃ろう」になるのだが、それが本当に本人の為なのか。「老衰」に対してどこまで治療行為が必要なのか。
この本は、「人は必ず死ぬ」という宿命に対して、「死」を如何に迎えるかを教えてくれる。
著者の前作に「『平穏死』のすすめ」がある。併せてお読み頂くと後見業務に大変参考になります。
【この本のキーワード】
・平穏死、自然死、安楽死
・胃ろうの問題点
・終末期医療、延命措置
・保護責任者遺棄致死罪、不作為犯
・病気と老衰の違い
・「食べないから死ぬのではない。死ぬから食べないのだ」
・2011年 日本老年医学会の高齢者の終末期における新たなガイドライン
「こちらから」-坂村真民-
こちらから あたまをさげる
こちらから あいさつをする
こちらから 手を合わせる
こちらから 詫びる
こちらから 声をかける
すべてこちらからすれば
争いもなく なごやかにゆく
こちらからおーいと呼べば
あちらからおーいと応える
赤ん坊が泣けば
お母さんが飛んでくる
すべて自然も人間も
そうできているのだ
仏さまへも
こちらから近づいてゆこう
どんなにか喜ばれることだろう
ホームページOPEN
10月1日より当事務所のホームページを立ち上げ、皆様へ情報発信をしていくことになりました。
不動産関係に関する問題、相続や家族に関する問題、会社の手続き等お気軽にご相談下さい。
特に、高齢者や障害者の財産管理や成年後見の細かい手続きについて福祉関係者や後見業務を行っている親族の皆さんに具体的に分かりやすく説明をしていきたいと思います。
ご質問等がありましたら、電話やメール等でお問合せ下さい。
「仕事」-相田みつを-
頭のさがるのは
年齢でもなく
学問でもなく
肩書きでもなく
その人がしている
仕事である
貧しい人のため
希望を失った人のため
体を張って
生きている
マザー・テレサのような人である。


