とある有名病院の心療内科の先生に教わった話を、
すこしずつみなさんに、ご紹介したいと思います。

◆自己実現(Self-realization)
自分の能力や可能性を発見し、人間性を最高に発揮して
生きるよう、より成長した自分となろうとすること

◆マズローの欲求段階説

人はそれぞれ下位の欲求が満たされると、
その上の欲求の充足を目指すという欲求段階説を唱えました。
下から順に、

①生理的欲求・・・性欲、食欲
②安全の欲求・・・保護されたい
③帰属の欲求・・・集団、友情
④自我の欲求・・・尊敬、自尊心
⑤自己実現の欲求・・・使命達成

という順になっています。
①~④は欠乏動機で、⑤は成長動機

逆に、辛くなっていくと下の階層に降りていく
初めの4つの欲求は満たされる必要がある。


◆障害除去のアプローチ

基本的なアプローチとして
1.どんなことを言っているか?
2.自分はどう感じるか?
3.どう解釈するか?

生きていく力→障害がある→新しく生きていく力
障害とは、苦・悩・悲

障害は除去、取替え、委譲などの方法で、
外側(周囲)に働きかけによって解消することができた。

しかしカウンセリングの場合は、障害を除去するだけではなく、
内面に踏み込んでいく。
では、内面のアプローチとは?


◆内面へのアプローチ

1.解放   ①思い込みからの解放
       ②過去のとらわれからの解放
       ③周囲の目へのこだわりからの解放

2.明確化  ①目標の明確化
       ②問題や障害の明確化   
       ③考えや気持ちの明確化

3.目標化  ①新しい目標をたてる
       ②間違っていた目標を修正する
       ③実現可能な目標設定をする

4.積極化  ①自分から働きかける(受身にならない)
       ②意欲を持つ
       ③自己実現(主張の促進)
       ④自信を持つこと

5.再認識  ①歪んだ認識の修正(正しい情報)
       ②客観的な認識の必要性
       ③他者の立場からの認識を持つ

6.切りかえ ①気ばらし(レクリエーションなど)
       ②悲観的に考えない
       ③思い切ることの必要性 
       ④あきらめることの必要性    

この6つの中の組み合わせで、内面にアプローチしていくことができる。


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