今日は水曜日です。
「本」当におすすめのコーナーです。


この本は、京都の心友から紹介されました。
わたし自身が、とてもこころが弱っているという時期でもあったため、
なにかこの本を読んで、光が射してきたような気持ちになれました。

その後、北川さんの自費出版の本(全5冊)を全部読破したとき、
池袋でご自身の陶器の個展があるという案内を頂き行ってきました。
もしかしてご本人がいるかもと思い、まわりをうろついていると、
ほんとに出会うことができました。

その際、少しばかりですが話しをする機会があり、
翌月、東京で講演会があることを教えてもらい、講演会にも出向いてきました。
立て続けにお会いすることができて、感激したのを覚えてます。

「またお会いしましょう」という言葉をいただきました。
それからまた偶然とはいえ、紹介してもらった京都の心友が、
いっしょに懇親会をしてるということで、電話でお話をさせてもらったこともあります。

作者の北川さんは、大手企業に就職してましたが、その後、
利を追求した競争社会に、別れを告げ、長野県に移住し、
それから阿蘇外輪山の南小国町に移住しました。

そこで満願寺窯を開窯し、自然灰釉の研究をする傍ら、
41才のとき、41日間の完全断食を山中にて行い、
また43才のときには、43日間の完全断食を再び山中にて行いました。
まさに、仙人のような方ですし、ご本人にお会いしても、
まったくそのままのイメージと雰囲気の方です。

そういう仙人のような方の講演会を本におこした内容なので、
わたしが感想を言える領域を、超越しています。
欲や利を追求して生きていくことの情けなさ、それとは反対に人に徳をつんで、
人に与えることに喜びを感じていくことの大切さ、
瞑想することで、「感情をコントロール」していくことの大切さなどなど、
とてもすばらしいことが、書かれています。

逆に、お金持ちになりたい、有名になりたい、野心をかなえていきたいという方にとっては、
まったく役の立たない本だと思います。

どちらの人生を選択するかは、みなさん個人個人の選択です。
わたしがどうこういう問題ではないでしょう。
ただ、北川さんのおっしゃっている、
「あの世には、人に与えたよろこびと悲しみと秘密だけを持ってゆく」
これは、真理なのではないでしょうか・・・




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