今日は、水曜日です。
「本」当におすすめのコーナーです。


「人前で何かするときでも、あがらなくなる」
「不安やストレスをプラスに変える心を作れる」
「プレッシャーに負けない心が作れる」
「人間関係がうまく取れるようになる」
「精神的に強くなれる」
「どんな環境でも力を発揮できるようになる」
「毎日をポジティブに生きられるようになる」

こういうことが1日「30秒」という短い時間で簡単にできるようになる、
選りすぐりの技術があるとすれば、知りたくないでしょうか?

それがコーピングという技術なのです。
直訳すると「コーピング」は「対処」と訳されますが、
ここで紹介されるのコーピングスキルは「ストレス対処スキル」です。

コーピングの技術はそもそも、自分の「感情コントロール」の技術です。
もともと臨床では、感情のコントロールが、
自分でできなくなったクライアントに、治療のためにおこなうものです。

たとえば、怒りのコントロールができなくなった人に対して行われます。
また何に関しても、悲観的な考え方しかできなくなってしまった人にも使われます。

アメリカでは、うつ病の方へコーピングを行い、
それが投薬治療よりも効果があったという報告さえあります。


作者の田中ウルヴェ京(みやび)さんは、
1988年ソウルオリンピックのシンクロ・デュエットで銅メダルを獲得し、
その後、長いアメリカ留学で心理学を学び、
現在はビジネスパーソン・オリンピック選手・プロゴルファー・
Jリーガーなどを指導している一流メンタルトレーナーです。

2001年起業。(株)MJコンテス取締役として、
6事業部、社員20余名の経営に携わるかたわら、プロスポーツ、
オリンピック選手から一般まで広くメンタルトレーニングや
キャリアプランニングを指導。企業研修、講演は年間200を数える。
著書、訳書多数あります。
夫はフランス人で、二児の母でもあります。


そして、本書で紹介しているコーピングは、
認知行動療法で使われる、「感情をコントロールし、心を強くする」技術です。
一言で言えば、ストレスやプレッシャーを激減させ、
その人が本来持っている力を、発揮させることができるスキルです。

ここまで書くと、すばらしい経歴を持った作者が、
いいことずくめで、かえってそらぞらしい感じがしたのですが、
「おわりに」を読んでみると、いかに作者が自分の苦難を乗り越えたか、
またそれによって、このスキルをどうつかんできたかわかりました。
それを踏まえて、再読すると、よりいっそう説得力のある本だと思いました。

この本で、あなたにあったコーピングを見つけてみてはどうでしょうか?
それに、必要な時間は「1日30秒」です。
認知行動療法に基づいた手法だから、効果は実証済みのものばかりです。
自分の持っている本当の力が発揮できますよ!



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