今日は、水曜日です。
「本」当におすすめの、コーナーです。



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過ぎてから分かるんです。あの時は、よかったんだなって。
人生って、そういうもんでしょ。

だけど、わたしはバブルの享楽を味わってないのですよ。
いや副次的には、味わっていたかもしれません。

バブル崩壊前、IBMのパーツセンターでアルバイトしてました。
地下倉庫でサービスマンが来たら、倉庫から部品を持っていったり、
納品があったら決められたロケ―ションにパーツを置くのです。

昼休みは梱包用の段ボールを床に敷いて、昼寝してました。
時給は1350円でした。
一日働いて1万円ちょっと。1月で、20数万円でした。
20年くらい前の話です。アルバイトなのにいい生活できました。

でもこの本を見ると、世の中、もっといい想いをしていたのですね。
映画「バブルへGO!」を観てもそう思いました。
わたしはそんなに享受していなかったのだと。
だから、いまの不景気がそんな苦しいとも思わない。

ここに出てくるバブルの巨人たちは、スケールが違いますね。
またその後、彼らがどうなったのかまで追跡しているのも、
この本のいいところ。感心しました。

最近、自己啓発書などで、ときどき「夢」は大きく語ろうとか、
大きいほうがいいなどと啓発というか、扇動するような本がありますが、
そういう意味では、ここで語られるバブル時代の「夢」は、
規模の壮大さでは世界的、宇宙的な夢の大きさです。

いくら夢を大きく持っても、背任、自己破産、逮捕など、
およそ夢と言えないような結末が待っているのなら、
堅実な現実を生きる人のほうが、
多いに社会貢献しているのではないでしょうか、
と考えるわたしは、スケールが小さいのでしょうか。

でもこの本を通して「野望・野心」と「志」の違いを大きく知る、
手掛かりになるのは確かです。


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