*アップを忘れていました。

2月23日は、水曜日です。
「本」当におすすめの、コーナーです。



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副島さんというと、いささかエキセントリックなイメージや、
「都市伝説」的な扱いを受けやすいです。
また、文章の端々で特定の人に対する批判が多いのも確かです。

しかしご自身が書いているように、実際には日本を含めた、
世界の金融、経済の予測を、いままではずしていないのも確かです。
少ない情報の中から、洞察力を駆使し、真実を探りあてる能力は、
本当にずば抜けているのは認めます。

だから読んでみました。

でも、内容はびっくりします。

尖閣諸島問題も、実はアメリカが企画して日本にやらせたと。
実際には、日本の海上保安庁がぶつけたのだという。

また韓国哨戒艦沈没事件も、北朝鮮の魚雷ではなく、
米の原子力潜水艦との衝突事故だという。
どちらももちろん、根拠が書いてあります。

では、なぜそのようなことが秘密裏に行われているか。
それはアメリカが、アジアで戦争を興したがっているからです。
その理由は、昔からアメリカは影で糸を引き、
戦争を興しては、軍需産業で経済を発展させるという、
国家のビジネスモデルを持っているからなのです。

そしていまアメリカは、金融バクチのデタラメさで大借金をかかえ、
ドルの覇権まで失墜している。
そんな中、中国を軸として東アジア圏が発展している。
このままでは2012年くらいから中国が、
世界の覇権を握る可能性も示唆されるという事実。

それに中国は金融バブルではなく、実体経済で発展していることを、
もっと日本人は認識しないといけないと説いています。
その証拠に、中国の賃金は、20年で10倍、
30年で100倍になっています。

しかし20年もデフレの続く日本では、
その状況を認識することができていないのです。
それ自体が、実はとても恐ろしいことなのです。

また中国の発展はすさまじく、西部大開発も実際に遂行されています。
このままでいくと、実際には1ドル=2元=60円という時代も、
到来してもおかしくないということです。

かいつまんで書くと、ほんと「都市伝説」のような話に聞こえますが、
本書を読むとその根拠もよくわかります。

また世間を変に煽っているのではなく、
日本人が中国と金融・経済関係を今後どう発展させるかという軸は、
一貫しています。

そのためにもアメリカに踊らされて、有事にならないよう、
警告を発している本でもありました。


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