11/04/18

Carl Carlton



マッチョなジャケットからディープ・ソウルが飛び出すと思いきや、
ふたを開けてもみると、とてもライトなソウルシンガー。
①などとてもキャッチ―で、耳に残るナンバー。
②以降はだいたい交互に、アップとスローミディアムナンバーとつなぐ。
全体のトーンとしては、Kool & The Gang。
それも「JT」のボーカルを彷彿させる。
またブラス・セクションが彼のボーカルを引き立てる。
というのが何の予備知識もなく聴いた雑駁な印象でした。

1981年の作品。レオン・ヘイウッドがプロデュース。
当時の流行りの音をちりばめているのが既視感を呼び起こす。
⑤がスマッシュヒットとなり、このアルバムがゴールドディスクに。
しかしアップナンバーは前出①、③、⑥とも好ナンバー。
バラードも聴かせどころ充分で、いままで知らなかったことが、
なんだか恥ずかしくなる、優秀なアルバムです。

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