今日は、水曜日です。
「本」当におすすめの、コーナーです。



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面接に関しては、わたしも自分の講義のなかで、
「模擬面接」の時間があるので、
その場合、ロール・プレーイングを行っています。

3人ひと組で、「被面接者」「面接官」「観察者」の3つの役割を、
順番に入れ替わりやっていきます。

そうすることで、普段は「被面接者」という目線でしかなかったものが、
いろんな角度から客観的に観察できるので、
さまざまな見方ができるようになるのです。

この本の「逆面接」も、考えてみれば、
これと同じで、「被面接者」が「面接官」になって、
面接試験をやるという発想なのです。

でも、そんな手法、いままで聞いたことなかったですよね?

たしかに「面接の達人」などの本もそうですが、
最近はマニュアル世代になってしまい、
「自己PR」「経歴ストーリー」などなど、
事前の傾向と対策が、じっくりとできるような時代になってます。

そのため、ともすると「紋切り型」の人を採用してしまう、
ということにもなりかねないのです。
そこで企業側も、思考錯誤して・・・というような、
いたちごっこのような状態もあるのはないでしょうか。

この「逆面接」自体は、読んでみれば、
「なんだ、そうか」ということなのですが、
その気づきがシンプルで、分かりやすいものほど、
実は、とても重要な発見ということに気がつきます。

被面接者の真剣度もわかり、カモフラージュも見抜くこともでき、
尋問調ではなく、カウンセリングマインドで面接でき、
終わったあとは、たとえ不採用となっても、
お互いに傷つくことなく、終わることができる。

そんな「逆面接」なのです。

人事担当の人だけでなく、被面接者の方にも、
是非、傾向と対策としてでなく、
面接の本来の意味を理解するために、読んでほしい本です。


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