今日は、金曜日です。
「いい」かげんのコーナーです。


●大脳辺縁系の情動発生処理と大脳新皮質の知覚処理 5

また、大脳辺縁系での情動発生は、
脳幹の一部である視床下部という部位に伝えられます。

視床下部は、別名生命脳とも呼ばれ、
欲望と自律神経の中枢です。

生命の大原則に反するような情動の場合、視床下部は、
自律神経の一つである交感神経を興奮させ、動悸を速め、
呼吸を促進し、副腎髄質からアドレナリンを分泌させ、
血糖値を上げます。

こうして、緊急事態に備えるわけです。

大脳辺縁系や視床下部のこうした緊急事態による興奮は、
脳全体の活性を調節する脳幹網様体という神経群も強く刺激します。

この脳幹網様体からは、何種類かの神経線維が脳全体に張りめぐらされていて、
それらの神経線維が大量の神経ホルモンを分泌します。

(つづく)


*参考文献
「サイストリー」 by 立花裕希 
http://yukitachi.cool.ne.jp/psystory/


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