今日は、金曜日です。
「いい」かげんのコーナーです。


●人を嫌う本当の理由と前頭前野の正当化 2

 
誰でも、初対面の人の前では緊張し、不安になるものです。

これは、その人が自分自身の生存にとって好ましいのか
好ましくないのかハッキリとわからないためです。

こんな場合には、大脳辺縁系が本能的に不安の情動を発生して、注意を促します。

さらに交感神経も興奮させて、身体的にも緊急事態に備えた準備をします。

現代の日本では、初対面の人間と会っていても、
すぐに生命の危機的状況に追い込まれることはまれです。

しかし、世界的な視野で見ると、現代の日本ほど安全な場所は、そうはありません。

その意味では、初対面の人に対する緊張と不安は、本能的に自然な反応だと言えるでしょう。

大脳辺縁系が注意を促すというのは、具体的には、
無意識のうちに五感を通して、より多くの情報を集めさせることを指します。

初対面というのは、言い換えれば、その人に関する情報がまったくないということです。
したがって、少しでも多くの情報を集め、なるべく正確に判断しなければなりません。


(つづく)


*参考文献
「サイストリー」 by 立花裕希 
http://iyashi.find21.net/psystory/


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