今日は、金曜日です。
「いい」かげんのコーナーです。


●ストレスがもたらす弊害 1

ストレスが身体にもたらす弊害について、
少し詳しくお話ししておきましょう。

まずストレスというのは、大脳辺縁系が五感を通して入ってきた情報を、
危機的状況だと判断することから始まります。

そして、前節でお話ししたとおり、
大脳辺縁系の情動発生処理により、視床下部や脳幹網様体の興奮を呼び、
神経ホルモンによって前頭前野の活性が落とされます。

視床下部の興奮は、交感神経の興奮となり、動悸促進、血圧上昇、
副腎髄質からのアドレナリンの分泌による血糖値上昇、
呼吸数増加などを引き起こし、身体を緊急事態に備えた状態にします。

この緊急事態に備えた状態というのは、まさに戦うか逃げるかの状態です。
したがって、実際に戦ったり逃げたりして生命の危機的状況から逃れることができれば、
大脳辺縁系や視床下部、脳幹網様体、交感神経の興奮は収まります。
そして、前頭前野の活性が戻り、心拍数や血圧、血糖値、呼吸数も平常に戻ります。

(つづく)


*参考文献
「サイストリー」 by 立花裕希 
http://iyashi.find21.net/psystory/


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