僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか? by 木暮 太一

今日は、水曜日です。
「本」当におすすめの、コーナーです。




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簡単に言えば、右肩下がりの時代の働き方ということです。

わたしが学生時代、バブルの頂点に向かっていた時代とは、
まったくパラダイム転換をしなくてはならないことが、
よくよくわかる本です。

当時は映画だって「就職戦線異状なし」とか、
そういう映画がヒットしていた時代です。

まず着眼点のおもしろいところは、
マルクスの分析した資本主義社会の構造と、
「金持ち父さん、貧乏父さん」の著者、
ロバート・キヨサキの分析した見立てが同じであり、
どうすれば資本主義の罠から抜け出せるか、ということ。

また「価値」と「使用価値」の再認識。

「価値」とは、それを使って意味があるかどうか。
有益かどうか、役に立つかどうか。

「使用価値」とは、それを作るのに、
どれくらいの手間がかかったかで測られる。

その概念の違いを労働力の観点から見つめ、
ただ働かされるのではなく、自分で「価値」を高め、
自己の資産価値を高めることが、
やがては資本主義の罠から脱出できることがわかります。

冒頭で述べたように、ただただイケイケで、
上昇指向では生きにくい時代なのはたしかです。


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