今日は、金曜日です。
「いい」かげんのコーナーです。
●認知行動療法と薬物療法 1
認知行動療法について、簡単にお話ししておきましょう。
精神分析では、抑圧された記憶(=大脳辺縁系の記憶)を
意識化して真実の歴史を紡ぎあげるという作業が中心となっています。
ところが認知行動療法では、抑圧された記憶については、一切触れません。
初めから治療の対象とされていないのです。
認知行動療法で行う治療は、あくまで実際の行動と、
前頭前野を使った大脳辺縁系のコントロールです。
たとえば、この章の第1節で「人前で話すときに強い不安に襲われてしまう人が、
その不安を押し切って何度もチャレンジしていくうちには話せるようになる」
という例を挙げましたが、認知行動療法とは、
まさにこのような方法論に基づいています。
人前で話すときに強い不安に襲われるというような状態が高じて、
人前で話すこと自体に恐怖を感じるようになってしまうことがあります。
こうした症状を、スピーチ恐怖症またはスピーチ・フライトなどと呼びます。

(つづく)
*参考文献
「サイストリー」 by 立花裕希
http://iyashi.find21.net/psystory/
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今日は、水曜日です。
「本」当におすすめの、コーナーです。
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著者の竹田圭吾氏は、名前だけでは顔が浮かばない方もいるだろう。
「ニューズウィーク日本版」元編集長、テレビのニュース番組でのコメンター、
ラジオ番組でのナビゲーターでもあるといえば、
なんとなくあの人かとわかるのではないだろうか。
昔から情報整理術、情報発信力、コメント力に関する本は、
どちらかというと成功法則、儲け関係と同じくいらい、
出版数が多いのではないだろうか。
しかしわたしが学生の頃とは、
その情報収集、発信の仕方はずいぶんと様変わりをしたものだ。
そこにはソーシャルメディアの爆発的な普及により、
24時間、他人の承認をもらえるのかというプレッシャーにさらされる時代
というのも大きな要因であろう。
著者のいう「ある種の不安ビジネス」というもの十分に一理ある。
その時代のなかで、5つの章に分け、
情報の扱い・活用・編集・コメントの仕方を述べていくのであるが、
なにより「おわりに」の部分に多いに集約されている。
ポイントとしては、情報に距離を置き、ほかの人と同じことを言わないこと。
判断する尺度として、フェアであるか、違う角度から検証しているか、
意見の多様性は約束されているかという視点を持つこと。
そのうえで実践的な14の項目があり、
そのうち5つくらいを実践することを進めている。
結論的になるが、4章で説かれている、
コメントすることがないときはしない、また刺さるコメントをめざさない、
これに尽きるであろう。
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今日は、火曜日です。
「経営ノート」のコーナーです。
テーマ:TPP交渉の主役は誰か
◆TPP交渉で、知的財産権のルールづくりが
関税問題と並ぶ難関になっている。
アジア各国と米国に鋭い対立に理由がある。
米通商代表には、アジア成長市場で
米企業の権益を確保せよという重い使命がある。
背後には「医薬」「ハリウッド」「IT」の
政治力が強い3業種もいる。
米側は医薬品の特許やデータ保護期間の長期化、
映像・音楽のコンテンツ著作権の長期化、
サーバー物理的設置規制の排除などを目指す。

◆交渉の実態は、米が自ら作った案を机に積み上げ、
他国はそれに反発しているだけで、
対案を出し合意に至る姿ではない。
その不毛な対立構図に日本は途中参加。
米と新興国の実力差が大きすぎだから、
先進国日本の参加意義がそこにある。
◆米の攻め体制は、官民の連携の強さにある。
ルールづくりの主役は企業自身である。
日本の経団連は関税自由化に関心があっても、
国際ルールづくりへの感度が低い。
また知的財産分野の交渉が動かない最大の原因は、
オバマ政権が弱体化し、
米議会と知財業界への発言力が低下しているため。
◆いま産業界に実力があるのは日本のみ。
政府が応援を呼びかければ、
企業が重い腰を上げるいままでのやり方でなく、
企業が政府を「活用」し、
有利なルールを世界で築く姿勢が必要である。
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【私見】
パイオニア精神、開拓精神の米国と言えば聞こえがいいが、
基本は、侵略、侵攻の精神を持った国が実態ではないでしょうか。
そこに農耕民族、村社会民族の日本が、同じ土俵で戦えるのでしょうか?
というのが、わたしの本音です。
しかし、この記事にあるように、現場で実際に利権の動く産業界、企業と、
政府が連携することで国際ルールに対抗できるのであれば、
むしろ好機とみるべきではないでしょうか。
既得権益ではなく、新たなワールド・スタンダード創りと思えば、
また違った様相を醸し出すのではないでしょうか。
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今日は、月曜日です。
「走川通信」のコーナーです。
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【走川通信 ε=ε=┏( ・_・)┛432号 】 2013.10.07
http://www.matsuaz.biz/hashirikawa/
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★「やってやれないことはない、やらずにできるわけがない」
みなさんに全ての良きことが、なだれのごとく起きます。
【もくじ】∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
■1.「ほめる力」
■2.「CGクリエイター検定/Webデザイナー検定」
■3.「CGクリエイター検定/Webデザイナー検定
試験について」
★《付録》「トリガー・フレーズ」本田 直之
096.【「会社に依存しない」という意識で仕事をしていると、
イヤな上司の存在も気にならなくなる】
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■1.「ほめる力」
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以前、ブログにて紹介した、小阪裕司さんの著書、「リーダーが忘
れてはならない3つの人間心理」のなかでも、人をほめることの大
切さ、また「ほめる」ことによってのみ、人は伸びていくことが書
かれていました。

このテーマは何度か書いてきたのですが、やはり実践となると難し
いものです。なにが難しいかというと、他人の悪い部分は目につく
ところが多いものです。その反面、褒めるという行為、褒めるとこ
ろを探すことが、いざやってみると難しいからです。
また最近気がついたのですが、「がんばってね」と、人を応援した
りする人はたくさんいるけど、「がんばったね」とか、あるいは
「がんばってるね」とか、そういう称賛したり、ほめることのでき
る人のほうが、はるかに少ないのではないかと思います。
たとえば、メンタル面で弱っている人に、「がんばってね」という
声かけは、返ってプレッシャーを与えるためにダメだと心療内科医
は言います。
なぜならメンタル面で弱る人ほど、まじめな傾向の方が多く、「が
んばって」と言われる以前に、すでに自分なりに相当がんばってる
がため、弱ってしまっているからなのです。
だからかえって「がんばって」といわれると、これ以上がんばらな
きゃならないの?と自分を追い込んでしまうのです。声かけした相
手は、励ましたつもりでも、苦しめることになってしまうのです。
話しが少しそれてしまいましたが、こういう風に考えてみると、人
のいいところを探して、人をとても自然に褒めることができる人に、
人は寄っていくということに、納得できるものですね。
・・・つづく
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●精神分析の問題点 3

こうしたことを考え合わせると、ふつうに生活している人が精神分析を受けることは、
かなり難しいと言えるでしょう。
もちろん、日常生活に支障をきたすような重度の神経症や恐怖症に苦しんでいる人が、
治療として精神分析を受けることはあります。
しかし、心身の病気の予防や、自由な心の獲得のために精神分析を受けるなどというようなことは、
ほとんどあり得ないのです。
現代では、重度の神経症や恐怖症に対しても、
精神分析以外の治療法を行う場合が増えてきています。
特にアメリカでは、認知行動療法が主流になりつつあります。
その一番大きな理由は、増大し続ける医療費を削減することが必要になってきたからです。
精神分析は、長い治療期間が必要であり、
しかもハッキリとした治療効果が得られない場合もあります。
それに比べて認知行動療法は、比較的短期間のうちに、
ほぼ確実な治療効果が期待できます。
そのため、医療費を大幅に削減できるのです。
(つづく)
*参考文献
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日ごろ、みなさまには格別のお引き立てを賜り、誠にありがたく厚く御礼申し上げます。
さて、こちらはブログですので、簡単な自己紹介を。
1965年7月15日広島県尾道市生まれ。
中学生から親元を離れ、私立学校の寄宿舎で生活を始めました。
その後、立教大学社会学部に入学するも音楽活動にのめり込み、4年生で中退。
ライブハウスを中心に音楽活動を展開し、あの「イカ天」にも出演。
そして某レコード会社で、某アイドル歌手の作曲、プロモーション活動をサポートするも、生活が成り立たず挫折。
1992年より、株式会社 中央製作所に入社。
2000年より現在に至るまで、代表取締役社長を務めています。
その間自己資本比率を、20.6%から85.6%に改善。4億円の負債を返済し、無借金経営に。そして、手形発行ゼロを達成しました。
現在は、いままでの経験を活かして、教育訓練で「サンカレッジまつもと」の事務局長として、みなさんのお役に立てるように、精進しています。
ご覧になったかた、これもなにかのご縁です。
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