2011/06/30 22:21

長野県内 地震で13人けが
NHKニュース

30日朝、長野県松本市で震度5強の強い揺れを観測した地震で、長野県内では松本市を中心に13人がけがをしたほか、住宅の屋根瓦が落ちたり、ブロック塀が倒れるなどの被害が出ました。

 長野県や松本市によりますと、この地震で、松本市内では、小学2年生の女子児童が通学の途中に崩れたブロック塀の破片にあたり、右足を骨折するなど、合わせて5人が大けがをしたほか、8人が軽いけがをしました。また、松本市によりますと、市内の住宅で屋根瓦が落ちたり、ブロック塀が倒れたりする被害が多数、報告されているということです。市では、被害件数の把握を急ぐとともに、瓦が落ちた住宅に、屋根を覆うためのシートを1200枚配るなどの対応を取りました。また、市の施設でも音楽文化ホールの天井にひびが入ったり、体育館の壁が落ちたりするなどの被害が確認されているということです。さらに、国宝の松本城で、天守などの壁あわせて30か所にひびが入っているのが見つかったほか、国の重要文化財に指定されている松本市の「旧開智小学校」でも、しっくいがはがれ落ちるなどの被害が出ました。このほか、松本市内の9つの幼稚園が休園したほか、松本市と塩尻市で小学校3校と中学校1校、それに高校7校が休校したり、授業を途中で打ち切る措置を取りました。

コメント:
 被害に遭われた方にお見舞い申し上げます。
 安曇野市 穂高ハートクリニックでも、震度3の揺れを感じました。
 松本市内の方で、家の中のものがひっくり返り、とりあえず、実家に身を寄せた方もおりました。
 信州大学では、安全が確認されるまで念のために予定の手術を延期したりしたそうです。
 大阪方面から穂高に来る予定だった方は、名古屋駅で足止めとなり、会う予定がキャンセルになりました。