2016/02/17 10:40

ノロウイルスによる感染性胃腸炎
 通常の場合、臨床症状や周囲の感染状況等から、総合的にノロウイルスを原因と推定して診療がなされていることが多いと考えられますが、このウイルスによる病気かどうかは、臨床症状からだけでは特定できません。
 「ノロウイルス抗原検査」は、ふん便中のノロウイルスを検査キットで検出するもので、3歳未満、65歳以上の方等を対象に健康保険が適用されています。
3歳-64歳は保険適応外になるため
当院では、 「ノロウイルス抗原検査」は、取り扱っておりません。
民間の検査会社等で取り扱いがあるようです。
個人、法人の方で、ノロウイルスを検査してみたい方は考慮してみてください。

たとえば、
BMLフード・サイエンス
http://www.bfss.co.jp/virus/noro.html


(株)町田予防衛生研究所
http://www.mhcl-shop.com/SHOP/mhcl_14011.html

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(株)町田予防衛生研究所
近年、ノロウイルスを原因とする感染性胃腸炎が増加しています。

ノロウイルスは感染力が大変強いウイルスです。
そのため、ノロウイルスによる食中毒は大規模になりやすく平成24年の食中毒発生状況によると事件数、患者数ともに第1位となっています。

食品取扱者や、多くの人と接触する職業の方は、食中毒や感染拡大を防ぐためにも、ノロウイルスの検査をして陰性であることを確かめることをお勧めいたします。

また、家庭や職場でノロウイルス感染が疑われる方がいらっしゃる場合にも、自分が感染していないかどうか検査で陰性を確かめることができます。

検査はふん便で行います。
検査方法は感度が高い遺伝子検査法(RT-PCR法)です。

ノロウイルス検査(RT-PCR)キット
価格: 9,940円 (税込)