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今日は、LIVING WITH DOGSに掲載されていた記事からです。

~NHK番組「ペットは泣いている」から~
NHKクローズアップ現代ではこれまでペットに関する内容を取り上げていますが、今日の内容は、これまで以上に現状をしっかり取材して取り上げていたように思います。

4年前に動物愛護法が改正されましたが、動物取り扱い業者の規制をしたはずが、何も機能せず、結局、繁殖業者の無法状態が続いています。

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不況の影響で消費が冷え込む一方、インターネットを通じてペットを販売する業者の新規参入が相次ぐなど、販売業者は増え続けている。このため、価格競争がエスカレートし、そのしわ寄せはペットを直撃している。

私は、このNHKの番組を見ていないので、詳細は分かりませんが、飽和状態にある仔犬市場に関する問題点を扱ったもののようです。

ペットブーム→販売業者の増加→繁殖業者の乱繁殖→仔犬数の増加→価格競争が激化→捨てられる子犬の数が増加

最悪の現象ですね。
さんざん繁殖させて売れなければ捨てる。
このバックヤードブリーダーの存在が、昨今のペットブームにおける影の部分であることは間違いないわけで、この辺に法規制をかけないと、いつまでも殺処分の数なんて減らないでしょう。

もうすぐ行われる衆議院議員選挙における各党のマニフェストの内容が取り沙汰されていますが、このバックヤードブリーダーに対する法規制を盛り込んだ動物愛護管理法改正を考えている政党がいれば、それだけで投票するのになあ。と、ふと思う今日この頃です。