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今日は産経新聞の記事からです。

~潜伏ポーカーゲーム賭博店を摘発 横浜、客に僧侶も~
ポーカーゲーム機を使用し、賭博をしていたとして、神奈川県警生活保安課と伊勢佐木署は6日夜、横浜市中区福富町のポーカーゲーム機賭博店を摘発、常習賭博などの現行犯で、従業員の2容疑者と客の2人を逮捕した。客2人は7日、釈放した。また、ゲーム機9台と現金28万円などを押収した。
所謂”ゲーム喫茶”の摘発ですね。
長野県内では、ほとんど見かけないので、詳細な現状を知らないのですが、私が学生の頃は、歌舞伎町など広範囲にわたって存在していたと思います。

要するに、テーブルゲームのポーカーで賭博ってことなんですが、テーブルゲームと言えば今は懐かしいインベーダーゲームなど、通常は100円硬貨を入れて遊ぶものですよね。

しかし、この賭博に使われるテーブルゲームは1,000円札を入れることができる構造になっています。(全てではないでしょうが・・・。)
今回摘発された店のゲーム機は、一度に2,000円まで賭けることができたそうです。
(ちなみにロイヤルストレートフラッシュは500倍で、100万円になる仕組みだったそうです)

今回の店は看板を出さずにひっそりと営業してたそうですが、中には、堂々と”ゲーム喫茶”の看板を出して営業しているところもあります。
看板からは、単にゲームの出来る喫茶店って感じですが、中に入れば”なんか違う”という店もありますので注意が必要です。
何故注意が必要かと言えば、記事にもある通り、客も逮捕されるからです。”軽い気持ち”は禁物です。

さて、記事は、
同店は店名などもなく、風営法で定められているゲームセンターの許可も受けていなかった
と結んでいます。
読んだ方が勘違いしてしまうかもしれない一文のような気がします。

”風営法の許可を受けていたとしても、ゲーム賭博は違法です”