松本市　まちの歯医者さん　
やまと歯科診療所　院長　犬飼　健です

先週の土曜日に決勝戦が行われました。
準決勝を勝ち上がってきたのは我が松本歯科大学と鶴見歯科大学でした。
ここ数年決勝戦は日大松戸歯学部とうちで行ってきましたが、私の記憶の中では始めて松戸歯科が準決勝で負けると言うハプニングでした。
正直松戸対策をかなり練っていた私たちにはちょっと油断材料になるものも多かったと思いました。
秋の関東医科歯科リーグでは引き分けていたチームでしたので、ここらで一発しっかりやっつけたい気持ち満々でした。

やがて試合が始まり１プレー目鶴見の度肝を抜く作戦に出ました。その名も”スパイダー”
キックオフリターンで一度キャッチしたボールを４人集まったところで違う人間に渡すと言うプレーです。
そのプレーを託したのは５年の岩谷です。２、３年前の優勝チームのＭＶＰを取ったＲＢでここぞと言うときに力を発揮する熱い男です。もちろん今回も熱い男は見せてくれました。幸先の良いプレーで気持がぐっと沸き立ちました。
その後も取ったり取られたりのシーソーゲームは続き第４クオーターとうとう鶴見にリードを許してしまいました。そしてそのままゲームセット。
結果は７対１０で負けてしまいました。

人数的に圧倒的に有利だった松本は最後に残念な結果になりましたが,負けたからこそわかったことが多々あったと思います。
まずは一人一人の意識の違い。数的優位な私たちはそういったところに甘えが生じたと思います。
それと攻め込まれてからの対応。
相手のじりじり来る攻撃に対して反則を犯したり、相手のわかりきった攻撃に対しての対処の遅さ。
学ぶ事は多々ありました。

この悔しさをばねにまた上を目指して頑張っていけるメンバーと確信しています。来年は良い報告ができるよう私自身も頑張らないといけないかなあ？と、考えているところです。
最高の結果を出すには、最高の練習と最高の努力が必要です。最高になるためには地道な道のりですが、きっとそれは近い将来訪れる事でしょう。
なぜなら最高のメンバーが集まった集団だからです。