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アセモと保湿剤:梅雨から真夏にかけては、胸や背中など… ぜん息は、症状がなくても気道の炎症や肺の働きの低下が… 真夏にも花粉症があります。水田の稲は7月下旬から8月上旬に… 夏休みは食物経口負荷試験:小中学生では、学校が長期休みになる夏休みは食物経口負荷試験を受ける良い機会です…
【めざせ! スキンケアの達人】
◆アセモと保湿剤:梅雨から真夏にかけては、胸や背中など身体の中央部にアセモができやすくなります。赤みやかゆみが強い場合は、短期間ステロイドクリーム剤を使用します。保湿剤は中止する必要はありませんが、汗をかきやすい胸や背中では量をやや控えたり、ローションなど軽い使用感の製剤に変更したりすると快適に過ごせます。一方、乾燥しやすい腕や脚の外側、体の側面では、これまでどおり保湿を続けましょう。
◆汗をかいた後に日中の水浴びをする場合は、石けんを毎回使う必要はありません。汗を流す目的で、湯おけ1杯程度の水やぬるま湯をかけるだけでも十分です。シャワーを何度も浴びると、保湿剤や皮膚表面のうるおいまで洗い流してしまうことがあります。
◆日焼け止め:肌の弱い人は、「敏感肌用」や「子どもにも使える」と表示された刺激の少ない製品を選びましょう。普段の散歩や通園・通学ではSPF20~30程度で十分です。海や山など長時間屋外で過ごす場合は、汗や摩擦で落ちやすいため、2~3時間ごとを目安に塗り直しましょう。日焼け止めは、衣服で覆われていない部位を中心に塗れば十分です。
【ぜん息克服への道】
◆ぜん息は、症状がなくても気道の炎症や肺の働きの低下が続いていることがあります。呼吸機能検査や呼気一酸化窒素(FeNO)測定により、現在の状態や治療効果を確認できます。小学校高学年以上から成人では、年1~2回の定期検査をお勧めします。
◆旅行や帰省、レジャーに出かける際は、発作止めの吸入薬を忘れずに持参しましょう。以前にぜん息やアレルギー症状が出た場所や、ペット・花火の煙・線香・草刈りなど症状を起こしやすい環境へ行く場合は、特に十分な準備をしておくことが大切です。
◆ダニによるアレルギー性鼻炎を伴う5歳以上の方では、ダニの舌下免疫療法を行うことで、ぜん息の改善も期待できます。吸入薬を減量できる場合があり、小児では将来のぜん息の経過を良くする可能性も報告されています。開始するなら夏がお勧めです。
【アレルギー性鼻炎とのつきあい方】
◆今春のスギ花粉は飛散量が多く、初期療法を行っても症状が出た方が目立ちました。来春の花粉予測は夏の終わり頃に発表されますが、「前年より少ない」という予測でも、平年並みかそれ以上飛散することがあります。予測にかかわらず初期療法を忘れないために、スマートフォンのカレンダーに2月20日頃「花粉症の薬開始」と登録しておきましょう。
◆舌下免疫療法(スギ花粉・ダニ)は夏から秋に始めるのがお勧めです。5歳以上が対象で、アレルギー性鼻炎の症状を長期的に軽減できる根本的治療です。スギ花粉症では、花粉が飛散していない7~11月頃の開始が適しています。
◆真夏にも花粉症があります。水田の稲は7月下旬から8月上旬にかけて開花する見込みです。生活圏に水田があるイネ花粉症の方は、穂が出始めた頃を目安に服薬を開始しましょう。
◆8月後半には河川敷や道路わきでオオブタクサなど秋の雑草が開花します。毎年症状が出る方は、お盆前までに薬を準備し、症状が出る少し前から服薬を始めましょう。
【食物アレルギーとアナフィラキシー】
◆夏休みは食物経口負荷試験:小中学生では、学校が長期休みになる夏休みは食物経口負荷試験を受ける良い機会です。負荷試験により「まだ除去が必要か」「どのくらい食べられるか」を確認でき、不要な食事制限を減らせる場合があります。秋以降の学校生活に備えるためにも、主治医に相談してみましょう。
◆旅行先では、外食や宿泊施設の食事、親戚宅での食事など、普段と異なる食品を食べる機会が増えます。原材料が分からない料理や、思わぬ混入(コンタミネーション)が起こることもあります。食物アレルギーのある方は、事前に宿泊先へ相談し、普段食べ慣れた補助食品やおやつも持参すると安心です。
◆旅行中は、抗ヒスタミン薬や気管支拡張薬、エピネフリン自己注射薬・点鼻薬(処方されている方)は必ず携帯しましょう。車内や荷物に入れたままでは、緊急時にすぐ使えません。外出時もすぐ取り出せる場所に入れておくことが大切です。
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