木曜ブログ担当の牛越です、と言いながら、書いているのは金曜日の朝という、実に何とも面目無い次第ではございますのですが、今日が木曜日だと真剣に思い込んでおりまして、ちとしでかしてしまいました、お赦しを願いたいと思います。

8月4日に開催いたしました8月第一例会、メンバーの皆様のご協力と、大勢のシニア会の先輩方にお出で頂きまして、盛会の内に無事終了いたしましたこと、この場を借りて御礼を申し上げます。本当に有り難うございました。

さて木曜ブログ。
この頃、「所在不明の高齢者」というのがメディアを賑わしているようです。
「所在不明の高齢者」、平たく言うと、年金の支給は受け取っているのだが、何処でどう暮らしているか判らない生死不分明な高齢者を指して言うようです。
ご存知の通り、日本は超高齢化社会を迎えておりまして、平均寿命も年々男女ともに長くなっている傾向にあるようです。そんな中にあって、「所在不明の高齢者」が思いの外にたくさんいるということのようでして、超高齢化社会の実態は果たしてどういうものになっているのか、興味のあるところです。

不謹慎な言い方ですけど、我が国においては人間好き勝手に死ねないといいますか、死んだら死んだで方々に届け出が必要だったり、許可が無ければ火葬にもできないわけでして、「死んだ」という報告が無い限りは「生きている」と推定されるのが建前なのでしょう。
したがって、「所在不明の高齢者」はきっとご存命であるに違いは無いのですが、何処でどう暮らしているのかその家族・親族も知らない、でも年金だけは誰かが受け取っている、何ともぞっとしない超高齢化社会ではございます。
いろいろくまなく調べてみたら平均寿命が少し短くなった、そんなことにならなければ良いけど・・・と、ちょっと心配しておりますところです。

「消えた年金」で散々叩かれた厚生労働省、「所在不明の高齢者」で反転攻勢が始まるものでしょうか、やれやれ・・・。

例によって例の如くにっちもさっちもまとまりませんけれど、木曜ブログ、こんなところでまたの御目文字まで。

アイデンティティー育成室
担当副理事長 牛越 愼太郎

追伸:木曜ブログとは言いながら8月6日金曜日寄稿です。65年前の今日は、広島に原子爆弾が投下された日です。無差別大量殺戮兵器の犠牲となった罪の無い一般市民の御霊・そして先の戦争で犠牲となられた多くの御霊に、哀悼の意を表します。
合掌