お盆休みムード漂うこの頃ではございますが、木曜ブログ担当の牛越です。一頃よりは暑さも幾分穏やかになりましたようですが、まだまだ暑い日が続きますので、皆さまどうぞご自愛くださいませ。

8月10日ですが、久しぶりに東京出張に行ってまいりました。どうも車の生活に慣れてしまうと、荷物を抱えて電車に乗るっていうのに抵抗がありまして、二酸化炭素をブカブカ発生させながら、車で行ってまいりました。
目的地は神田の淡路町だったのですが、ナビを頼りにポックリポックリ行きますと、何故か吸い寄せられるように靖国神社の前へ。
8月ですからねぇ、何かがそうさせるのでしょう。心の中で手を合わせて右折いたしました。

私が学生時代から11年暮らしましたのは、世田谷区松原というところ。最寄りの駅でいうと京王線の下高井戸駅か、やはり京王線の明大前駅です。電車で出張だと新宿から特急に乗ってしまうので、この地に足を向ける機会なんてほとんど無いのですが、今回は車だったものですから、ちょっと足を延ばして今はどんな街になっているのか、ざっくり舐めてきました。

10年一昔ってのは良く言ったものですねぇ、道路は昔と同じように通っているのですが、大きなマンションができていたり、東海銀行の支店ビルは飲食チェーン店が入っていたり、すっかり趣が変わってしまっていました。
馴染みだったお店も4つほど残っていましたけど、面影だけが残る街に変わってしまっていました。
下高井戸駅のすぐ近くに「木八」というとんこつラーメンのお店がありまして、懐かしさと空腹とで10年ぶりに暖簾をくぐってみましたら、10年前と変わらないラーメンと、あの頃より少し老け込んだかなという若大将が、其処には健在でした。
暖簾をくぐった私をまじまじと眺めた若大将の第一声、「いやぁ随分久しぶりだねぇ、足は付いてるかい?」とか。そういえば、そういう季節ですものねぇ。

下高井戸商店街に限らず、街の姿はこれからもどんどん変わり続けて行くのでしょう。人もどんどん入れ替って行く。何も変わらないでいるのは俺くらいかなぁ・・・なんてぼやいている手前ぇの頭にも,
随分白いものが増えていたりして。
記憶だけが何時までも、あの頃の古き良き日々を忘れないでいてくれる。
こんなに変化の早い時代だからこそ、想い出というものは大事にしたいものですし、大事にしたいと思える想い出がだんだん増えて行くように、毎日を目一杯バタバタしながら生きてみたい、そんなことをつらつら思っておりますところです。
そういう季節ですから・・・。

さて、話はまるで関係の無いところに飛びますが、先頃の松本ぼんぼんの際、「折角だから一寸目立ってやれ!」と色気を出しまして、ちょっと仕掛けをしてみましたのが下の写真。


旧鶴林堂書店ビル1Fの「未来予想図創造室」を、控え目ではありますがライトアップしてみました。踊る阿呆と見る阿呆に何処までアピールできたかは定かではありませんが、きっと通りがかりの人の足元を照らすには宜しかったのではないかな、と思っておりますところです。

8月もお盆を過ぎれば、残りは釣瓶落としに過ぎて行きます。
2010松本青年会議所の発信力、この部分に注力しながら、後半戦もバタバタやってみたいと思っておりますところです。

以上、とどのつまりにっちもさっちもまとまりませんところで、またの御目文字まで。

アイデンティティー育成室
担当副理事長 牛越 愼太郎