万年体調不良の奥村副理事長のお後を受けます、木曜ブログ担当の牛越です。本日もどうぞ宜しくお付き合いください。

 毎度お馴染みの三役ブログですが、先週金曜日の井上専務のところで途絶えておりまして、一応「鬼の管理人」の異名をとります私から、事情に関して補足をさせて頂こうかと思います。
 青年会議所の組織は、ご存知の方も多いかと思いますけれども1年更新型の組織です。単年度制とも言われますが、今年役員をつとめた者が翌年は役無しで過ごすとか、今年は教育系の委員会に配属されていた者が翌年は政策系の委員会に配属されたり、と、つまり毎年毎年組織がガラリと総入れ替えになる、そういう組織です。
 通常1月1日からその年の大晦日までが年度となるのですが、1月1日の時点で「さて今年は何をやろうかなぁ」と考え始めますと、活動に着手するのは少なくとも3月からとなります(毎月1回定例開催される理事会で議案の協議を行い、次の理事会で審議を経るとGo!になるので、通常事業実施には2カ月かかります)。これだとにっちもさっちも物事が前に進みませんので、実は年度が始まる前年の10月くらいから「予定者会議」というものが始まり、1月1日から活動を開始できるように準備を進める、というのがこの組織の動き方です。
 つまり、今年度役付きで、次年度も役付きということになると、今年度の役と次年度の役と同時進行で取り掛かることになる、つまり「やたら忙しい状況」に陥るか、「まるで時間が足りない」という気の毒な状況に陥る、という青年会議所の組織の切ない状況が発生するわけでございます。
 で、この切ない状況にうまうまと飲み込まれてしまったのが、本年度の中田副理事長と井上専務と大蔵事務局長、ということになるわけでございます。奥村副理事長はそういう事情ではなくて万年体調不良でありまして、また堀川副理事長は常人とは異なる景色を見ている人でございますので、とどのつまり金曜ブログの後が木曜ブログとなった、とまぁこんな具合なのでございまして、ご容赦を頂ければと思います。
 井上専務と大蔵事務局長、このように疲れた顔をしておりますことをご報告かたがたご紹介まで。



 さて、井上専務もお忙しいようで、ひょっとしたらブログを書いている暇もないかもしれませんので、この間隙をぬって私が、ちょっぴり憲法を考えてみようかな、とか思うわけでございます。もちろん、私が書くことですので大したことは書けませんけれど、一つお付き合いいただければと思います。

 この頃の大きなニュースといえば、北朝鮮と韓国との間で昨日起きた砲撃戦でしょうか。当事国同士はもとより周辺近隣諸国は当然のことながら「世界の番長USA」も待ってましたとばかりに飛び込んできて、なかなかに大騒ぎとなっているようです。
 大騒ぎにもなりますよねぇ、何の理由もなく突然砲弾が撃ち込まれて死傷者まで出ている、大騒ぎにならない方がおかしな話・・・・でもないですか、朝鮮半島は北と南の休戦状態にあるわけですから、望めばいつでも戦争を始められる状況ではあるのでしょう。それにしても、どうせ始めるなら「これから撃つよぉ~!」って、一声かけてくれるのが親切ってものでしょうけれどねぇ。
 それはともかく、砲撃を受けた韓国では「応戦が不十分だった」なんていう批判も自国政府に対してあるとかないとか。

 本件は余所の国の話ですから直接私たちの生活には関係はないのかもしれませんけれど、仮に全く同じことが我が国に起ったら、我が国政府はどう対処するのでしょう、また私たちはどう考えどう行動するのでしょう。「志願して自衛隊に入隊する」ってのも一つなのでしょうけれど、現実的には職業軍人に対応を頼む、ということになるのでしょうね。

 いろんな考え方があるのだろうと思います。
 「やられたんだからやり返す」ってのもありなのでしょうし、「やられてもひたすら話し合いでの解決を模索する」ってのもありなのでしょうし、「そういう時こそ世界の番長に泣きつく」とか、中には「やられた分の倍返し」っていうのもあって然るべきなのでしょうし、少し気の早い人だと「やられる前にやっつける!」っていうのもあるのかもしれません。
 きっと、ひとそれぞれに「私はこう対処すべきだと思う」っていうのがあるのだろうと思いますけど、では、現行憲法下においてそれぞれが「私はこう対処すべきだと思う」っていう方策は、合憲法的に選択できるのかどうか、そんなことを考えてみるのも対岸の花火見物の余興としてはありなのかな、そんなことを思いつつニュースを眺めているこの頃です。

 何だか木曜ブログには不相応な物騒な話になってしまいましたけど、折角の機会ですから、余所の国のありようを見物しながら、我が国のありようについて考えてみては如何でしょうか。

 相も変わらずにっちもさっちもまとまらなくなってまいりましたところで、本日の木曜ブログ、こんなところでまたの御目文字まで。

アイデンティティー育成室
担当副理事長 牛越 愼太郎

追伸:専務ぅ~、明日は金曜日だよぉ~。