皆さん、今日も元気ですか?

三役ブログサバイバー、専務井上です。

管理人から金曜日になると「専務、今日は金曜日!」と目覚まし時計のようなメール催促に耐えながら、時に締切に遅れたことはあったにせよ何とか毎週休まずブログをアップすることができました。(まだ終わっていませんが・・・)
たかがブログのために睡眠を削り午前5時までかかって仕上げたり、アメリカに出張で一週間空けたときも出発前に仕上げたり、と何でここまで苦しまなくてはいけないのか?と、時に本企画を上程した某委員会を恨んだりしたものですが、結局そういう苦労を甘受しているのは自分であり、全ては自分自身の選択した結果である、というロジックで結局誰にも文句も言えないままブログで鬱憤を晴らしながら今日まできてしまったのが現状です。

さて、相変わらずの長い前置きはこのくらいにして赤い猛牛こと管理人が「的外れな電波の使い方」と評したテレビメディアについて私も思うところがあります。

そもそもテレビ番組のコンテンツが的外れになるのはビジネスモデルの構造上仕方がありません。

普通、ビジネスの世界では商品 ・ サービスを提供する供給側とそれを購買する需要側(イコール客)で成り立っているわけですが、テレビ局にとってのクライアントは、視聴者である私たちではなくCM でお金を出してくれるスポンサー企業です。当然視聴者のニーズが優先されるはずがありません。番組サイドはスポンサー企業の顔色を窺いながら製作するわけです。良い悪いの話ではなく、これは仕方のないことだと思います。

それで何が起こるかと言うと、どのチャンネル見ても皆同じでつまらないからテレビ離れが生じインターネット等にシフトしてしまっているという現象が起きるわけです。そうなると、企業としても費用対効果の見えにくいテレビメディアに宣伝費をかけるよりインターネットに宣伝費をシフトさせるか経費削減で広告費をカットしていくようになります。

収入が減ってますますチープな番組しか作れなくなって視聴者のテレビ離れが加速していく・・・

一応、テレビ業界の経営状況が詳しく載っているので下記を参考までにご覧ください。

テレビ業界の苦境

こんなところでもデフレスパイラルが起こっているとは!? ・・・ちょっと違う?(汗)それでも明らかに負のスパイラルに陥っているように思われます。

テレビ業界はこのまま“的外れな”まま進み更に視聴者を減らす道を選ぶのか、それとも起死回生の道はあるのか?

それは正直わかりませんが、一視聴者として申し上げたいのは、偏向のない相対化された報道と差別化された番組の放映をお願いしたいと思います。

この前の尖閣諸島領海侵犯事件でビデオを流出した海上保安官がテレビ局ではなく You tube を選択したように、インターネットというメディアが既存メディアの存在意義を大きく揺るがしています。

時代が大きく変わっていることを肌で感じる今日この頃です。


それでは皆さん、また来週~~!!