東日本大震災に際して | Home | 上田JC認証50周年式典に参加して

 あと3日で、いよいよ第30回全国城下町シンポジウム松本大会(長いので以下全城シンとします)が開催されます。この大会の記念すべき第1回は1982年この松本JCが開催し、29年目の時を経てここ松本へ帰ってまいります。全城シンの詳細はhttp://www.matsumoto-jc.jp/30shiro/categories/010.htmlをご覧いただければと思いますが、テーマを”城下町復権”として記念講演会、各4つの分科会、全体会議を行い、最後に松本JCより市民の皆様へそして全国の参加頂いたJCメンバーへ「城下町宣言」を発信して行きます。 今まさに松本JCメンバー全員が各委員会、各自がそれぞれの役割、またその役割を超えた協力をして、この全城シンに向けて一丸となって準備を進めています。
 東日本大震災、長野県北部地震が発生して3ヶ月目の6月11日がこの大会の開会式に当たります。震災直後、3ヶ月後に控えこの大会の準備を行っていた松本JCは、この大会を行うか否か本当に悩みました。今となってはJCだからこそこの時にJCから元気を発信しそして震災後の復興の一助となるべく開催することが当然だとは思います。ただ震災直後はやはり開催の是非を考えました。この東北の栄村のそして日本の未曾有の災害にあったこの非常事態に大会を行っていいものか?大会にかかる費用を復興支援にした方がいいのではないか?準備している時間があれば被災現場へ赴いて少しでも支援を行った方がいいのではないか?などなど。ただ、被災直後の悲しみと絶望感を打破して行くのはJCなんだと、この大会を中止して被災地の誰が喜ぶのかと、当時の被災地の方のインタビューにあった被災地の人ががんばるだけじゃない必要なのは被災地でない人たちが今の仕事やすべきことを今まで以上にがんばることなんだと、またメンバーからのこの時だからこそ大会を行うことに意味があるんだと、また多くの人から大変な時だけど是非がんばってくれ!と応援を頂いたりと、色々なことを考え、そして教えて頂き、この大会を開催する事を決定し、そして今その開催を向かえようととしています。
 この大会は城下町をルーツに持つ地方都市が過去城下町であった頃の活気や輝きを放つ、これからのまちづくりを考えていきます。またこの震災への復興支援も様々な形で行っていきます。ただこの大会を成功させ、まちをそこに住むひとを元気づけることが最大の復興支援となると信じています。しかしこの大会を終えた後の運動、活動が重要であり、 松本JCはしっかりこの大会の成功だけでなくその後の様々な運動をしていきます。
 是非多くの方々にこの大会に参加して頂き、私達の姿を見て頂きたいと思います。松本JCメンバー全員のおもてなしにてお迎えさせていただきます。それでは大会会場にてお待ちしています。

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中田理事長はじめとする現役メンバーの皆さん、存分のご活躍を!。
応援してます。
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(社)松本青年会議所2011年度理事長の中田 忠章です。
このブログでは、活動の様子やまちづくりについて感じたことなどを書き綴っていきたいと思います。

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