昨年の令和2年10月30日に、地元や一般、また各関係機関の方々にご参加いただいき、大町市平の久保調整池にて、「ため池再生イベント」が開催され、景観整備をしていただきました。 今回は、当日見つけた生き物の紹介や作業の様子、また、ため池の仕組み、災害時の危険性などを多くの方に知っていいただくものとして、パネル展を以下のとおり開催いたします! ・展示期間 令和3年2月8日(月) ~2月15日(月) ・展示場所 大町市市役所1階 市民ホール 見学の際は、マスクの着用にご配意いただきますようお願いいたします。 |
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令和3年1月28日に全国・都道府県水土里ネット主催「ふるさとの田んぼと水」子ども絵画展2020授賞伝達式が行われました。 ![]() 続きまして、 「地域用水優秀賞」を受賞された、 石田琴瑞さん「むずかしいけど楽しいいねかり」 ![]() 続いては、「佳 作」のお三方 岩城楓南さんの「初めてのいねかり」 ![]() 北澤由楽さんの「いっぱいかった いねかり」 ![]() 平林拓斗さんの「僕のいねかり」 ![]() です。 受賞作品は、東京都美術館で展示(12/4~12/11)され、その様子がこちらになります。 ![]() 最後に皆さんで記念撮影です。 受賞作含め今回応募した48作品すべて、当時一生懸命に頑張った稲刈りの情景を思い起こさせる見事な作品でした。 応募してくださった皆様、本当にありがとうございました。 |
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先日大町西小学校5年生より、総合学習「米作り体験」へのお手伝いに対する、お礼のお手紙と収穫したもち米で作ったおはぎをいただきました。今年はコロナ禍という事もあり、5年生担任である山本先生が直接当事務局までいらっしゃってくれました。 いただいたお手紙には、 「田んぼに裸足で入った感覚が楽しかった。」 「稲刈りは切るだけだから30分で終わると思ったが、意外に長いことを知りました。」 「裸足で田んぼに入ったり、手で稲刈りをする作業がすごかったです。今と昔の差をよく感じました。」 「(稲の)成長の仕方や様子などが記録することができました。」 など、米作り体験をとおして、その大変さや楽しさを感じ、また学習しているのが良くわかるお手紙でした。 ![]() お手紙と一緒にいただいたおはぎはというと、本当においしく、特に今年は前例のない状況下で児童たちが一生懸命作業をして実らせたもち米とあって、より一層おいしく、そしてありがたみを感じました。 今年の「米作り体験」に関する報告は以上となります。また来年も児童たちの米作り体験や学習に少しでもお役に立てるよう、お手伝いをしていきたいと思います。 ”大町西小5年生の皆さん!本当にありがとうございました。” |
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朝夕の冷え込みが一層厳しくなった令和2年10月30日午前7:30より、久保調整池にて「ため池再生イベント」が行われました。 本来ため池とは、農業用水の確保をするために水を貯え、取水できるよう利用されるものですが、この久保調整池は昭和34年、黒部ダムの建設に伴い骨材を洗浄するために設けられたものです。黒部ダムの工事終了後は大町市に寄贈され、現在は大蔵宮堰をはじめ野口や高根等の水利調整に大きな役割を果たしています。しかし、今日においてはその長い年月により老朽化し、また、その存在を人々から忘れられつつあります。 そんな中、この景観整備を通して、ため池の存在価値や災害時の危険性を肌で感じるとともに、後世に引き継げるようなため池をみんなで再生しようという趣旨によりこのイベントが開催されました。 早朝からのイベントとなりましたが、約60~70名の方のご参加をいただき、 開会式では水土里ネットおおまち地域用水対策協議会会長である牛越徹大町市長からご挨拶をいただきました。 事務局による日程説明の後、各分担個所へ分かれ作業を行います。 作業内容はというと、 ・フェンスのつる除去 ・ゴミ拾い ・ため池の堤体内外(フェンスの内・外側)の草刈り・伐採 ・沈砂池の土砂除去 などです。 朝露や堆積土などにより足場の悪い個所が多くありましたが、参加者の皆さんは安全にそして着々と作業を進めていました。 正直なところ作業前の段階では、このイベント内で終わることはないだろうと考えていましたが、 いざ終わってみると、ため池内の伐採が少し残る(イベント終了後1~2時間程度で完了)のみで、ほぼすべての作業を完了していただきました。 一人では到底できない「ため池の再生」という難題も、地元の方や、一般参加の方、また各関係機関との協働があれば、可能であるのではと改めて実感しました。 作業もひととおり終わり、最後にドローンによる空撮が行われました。 今後もこのようなイベントをとおして、ため池のみならず、各地域における農業用水に関した様々な施設を後世に伝えるべく、この活動を継続していければと考えています。 |
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