大町市土地改良区「水土里ネットおおまち」越荒沢堰

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水土里ネット おおまちからのお知らせ

イベントのご案内やイベント報告などをお伝えします。

 日本中が連日台風並みの強い風にさらされ気温も上昇、西日本では雪、関東各地で桜の開花がニュースに流れるなど慌ただしい3月を送っています。
 心配された大町の雪もあっという間に融け急速に春を迎えておりますが、去る3月21日(木)平成24年度水土里ネットおおまち地域用水対策協議会総会並びに子ども絵画展表彰式が行われました。
 午前9時、定刻通り牛越会長はじめ多数の協議会役員が参集するなか会議は始まり,平成24年度事業報告並びに決算報告が事務局より行われ、全員一致で承認されました。
 続いて平成25年度事業計画(案)並びに収入支出予算書(案)が提出され承認されました。
 また、総会に先立ち子ども絵画展入賞者の表彰並びに記念品贈呈式が行われました。
 前回このページでお知らせしましたが、例年市内各小学校から米作り体験授業の様子を描いた絵画を募集しております。今年度の募集では大町北小学校5年生から72名の応募が有りました。
 事前に厳正な審査が行われ、8名の入賞者が決定、表彰並びに記念品が当協議会長の牛越大町市長から渡されました。
  受賞者はやや緊張しながらも、大きな返事と笑顔で受け取っていました。
  その後、会長から講評が有り 「ほぼ1年を通じて米作りを体験し、ただ稲を作るというだけでなく、稲を育てる土、その大町の田畑を潤す水、守り育てる人々の知恵等を充分に感じ取り、自分たちの未来に続く感動を表した一枚の絵に、大変勇気と感動をもらいました。」と結ぶと、熱心に聞いていた子どもたちは大きく頷き、参加者の大きな暖かい拍手に包まれての授賞式となりました。
  あいにく都合で出席できない入賞者もおりましたが、年々会を重ねる毎にこの大町市に於いて、当協議会の担う役割の大切さを痛感し、気持ち新たに今年度も始まったことを実感しました。

 3月11日(月)水土里ネットおおまち地域用水対策協議会では、常任委員・幹事合同委員会が開催され、平成24年度総会提出議案の審議終了後、子ども絵画展各賞の選考を行いました。
 市内各小学校に絵画作品の応募を募ったところ、今年は西小からの応募はなく、大町北小学校5年生3クラスから72点の応募が有りました。
 当日会議に出席できない委員や幹事からは会議に先立ち、予め写真による審査、投票をしてもらい、そして当日の出席者の票と併せての選考となりました。
 会場に並べられた絵は、それぞれ個性豊かに描かれ、画用紙に向かって楽しく一生懸命描いている子どもたちの姿が想像できるような作品ばかりで、審査員の表情も和やかでした。
 会場での投票はまず各人が投票用紙を2票ずつ持ち、3クラスの中から2点を選び、その結果最多得票作品を会長賞、次点を理事長賞としました。
 次に各クラスから2点ずつを選び、それぞれ6点の入選作品を選考し各賞が無事決定しました。

                   選考風景





 入賞者の表彰式は来たる3月21日(木)市役所西会議室で開催の総会時に行なわれます。
 また、絵画展は次の日程で開催されますので、子どもたちの力作を是非大勢の皆さんに観に来ていただきたいと思います。

    日 時  平成25年4月8日(月)~4月12日(金)
          AM8:30~PM5:15
    場 所  大町市役所 1F 市民ホール(表彰作品のみ)
                  2F 東庁舎連絡通路

前々回のページでお知らせした「子ども絵画展2012」入賞者の伝達表彰式が行われました。

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前々回のページでお知らせした「子ども絵画展2012」入賞者の伝達表彰式が行われました。

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 去る10月初め、大町北小学校から4年生の社会科見学授業として、市内用水路のルーツを訪ねる講師の依頼を市の教育委員会を通じて当水土里ネットおおまちに届きました。
 発端は、北小学校の庭に造られた子どもたちの遊び場であり、憩いの場でもある「ひょうたん池」に流れ込む水路の水が「どこから来るのか、またその水路がどのように造られたのかを知りたい」というものでした。
 依頼を受けて早速実施日に向け、当日「大町市内の用水路の歴史、役割に触れたお話」を予定の荒井今朝一大町市教育長とも協議し、授業の資料等準備を進めることとなりました。
 11月5日(月)午前9時、時折紅葉した葉を揺らす程度の風はあるものの、この時期とすればまずまずの天候に恵まれました。
 定刻少し前から校門前の広場に集合、子どもたちの元気な挨拶に続き、担任の先生から講師が紹介され授業が開始されました。その後日程の説明、注意事項等が伝えられ、4年生72名、先生3名を乗せたバスは学校を出発しました。
 最終目的地の「大町新堰 篭川ヨセ沢頭首工・水門」までの間、車内で当水土里ネットおおまちの中村次長が、用水の日常生活の中での大切な意味、土地環境に合わせ工夫された工法等技術面の説明を、また水路の果たす役割、歴史等については荒井教育長が、とそれぞれの専門知識をやさしく子どもたちに伝えてくれました。
 途中、導水路大町新堰分水付近~大町新堰鹿島川横断付近~大町新堰発電所を経由、それぞれの場所ではバスを降りてお話を聞きました。
 子どもたちは毎日接している「ひょうたん池」に流れ込む清らかな水に興味を持ち、そのルーツを初めて訪ねてみて、用水路の重要性、生活との関わりの歴史を知り、周囲の自然の美しさと共に、古来より守り継がれてきた水の歴史の深さに感動の声をあげていました。そして自分の中にわき上がる素直な気持ちを質問し、それに対して丁寧に答えてくれる講師の話に大きく頷いている姿が印象に残りました。
 12時20分、予定通りバスは学校に戻って来ました。子どもたちの顔は生き生きとして朝よりも更に元気よく感じられました。新たな発見をした感動が表われていたのだと感じ、まさに自然からの贈り物、大切な水の意味が次世代に伝えられていって欲しいと実感しました。
 また12月に入って、子どもたちからこの時の感想が各クラス1枚の画用紙にまとめられて届きました。次に紹介するのが子どもたちのお手紙です。

     


             



         



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