10月28日(金曜日)に「第3回ため池の景観整備」が開催されました。一昨年から始まった当イベント、今年は「大原ため池」の景観整備が行われました。 最初に開会式として、主催者挨拶、事務局による作業内容や日程説明が行われました。今回の景観整備は、主にため池周辺の草刈りです。 参加者の皆さんは、分担個所に移動し作業を開始します。それぞれため池の堤体部分や周辺の草刈りなどを行っていただきました。 その結果、作業前はどこからがため池か分からないほど生い茂っていた草も、 今回のイベントでは、以前のため池イベントのパネル展を行うとともに、大町山岳博物館の清水学芸員による生態調査も行われました。 また、こうした不法投棄は、生物だけでなく私たちの生活にも悪影響になりますので、絶対にやめましょう。 続いては、くじ引き抽選会。事務局以外にも、JA大北、地元住民などのご協力もあり、農業用品や農産物などが出揃いました。1等~3等ごとに事前に配布した抽選番号が呼ばれた方から、商品を選択していきます。 今年は大原ため池で開催された、「第3回ため池の景観整備イベント」。今回も多くの方々との協働によって、無事に作業完了となりました。 ため池は、雨が少ないなどで農業用水の確保が難しい時のために水を貯えています。それだけでなく、大雨時の洪水調整の機能や、生き物の生息場所としての機能などもあります。私たちの生活を支えている場所であることを、皆さんに楽しい時間を過ごしながら知ってもらう機会として、今後も継続して作っていきたいと思います。 |
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令和4年10月14日に開催されました、令和4年度大町市土地改良区第1回臨時総代会にて提出した議案は下記のとおり承認、議決されましたのでご報告いたします。 |
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10月12日(水曜日) 作業は、主に6つ。職員による作業の説明・注意事項を聞いた後、児童たちは早速作業に取り掛かります。 ①「ハゼ掛けをした稲を脱穀機へ運ぶ作業」、➁「脱穀された藁を畔まで運ぶ作業」 ③「藁の中から脱穀されなかった穂を探す作業」 穂がついているものは、再度脱穀機へとかけていきます。児童たちは”もったいない精神”のもと、藁の中に穂が残っていないか、入念に確認をしていました。 作業が進むにつれ、④「いっぱいになったもみ袋を運ぶ作業」 ⑤「ハゼ掛け棒の片付け作業」、⑥「切った藁を田んぼへ満遍なく撒き散らす作業」も徐々に始めていきます。 切った藁は事前に田んぼの管理者である平林さんが用意してくれたものを使用しました。藁を田んぼへ撒き散らすことで、田起こしした時に田んぼの肥料となり、来年の実りへと繋がっていきます。 児童たちの頑張りもあり、約1時間程で田んぼを綺麗に片付けることができました。 約半年間の「米作り体験」も、あとは学校側による精米作業を残すのみとなり、我々の大町西小学校「米作り体験」のお手伝いもここまでとなります。 あとは児童たちが「もち米」を堪能するだけですが、春先からの「米作り体験」を通して、何かを育てる楽しさや大変さ、また自然豊かな大町市の土や水、そして多くの人たちと協働して作ったということが、児童たちにとって良い経験になっていれば嬉しいです。 |
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R4.10.28(金)8:00集合
第3回ため池の整備イベント 大原ため池を再生しよう ![]() 大町市大町の平二ツ屋との境に位置する「大原ため池」は、昭和28年の高瀬川総合開発温水ため池事業で現在の形に整備された貯水量7400(m3)、かんがい面積60(ha)の管内では中規模の温水ため池です。一級河川篭川で取水し、大町新堰から分水した冷水はこのため池で温められ、飯綱宮堰により主に大原町、中原町、宮田町、北原町に配水されます。ため池は古くから地域の農業を助け、人々の生活の礎としてかかせないものでした。しかし米の品種改良が進んだ現代では、水稲の生育に係る水温はあまり影響がなくなりました。また、市街地では田んぼはつぎつぎと放棄され、住宅が増え、水道が整備されたため、水路の水の役割が変わり、ため池の存在意義も薄れてきており、人々から忘れ去られようとしています。景観整備を通して、ため池の存在価値や災害時の危険性を肌で感じるとともに、後世に引き継げるようなため池をみんなで再生しましょう。 事前申し込み不要、当日参加でかまいません。30年ぶりにため池の水をぬいて生態調査も行います。意外な生物がいるかも?作業後は大抽選会!奮ってご参加ください。 イベント内容 景観整備の部 ・ため池内の伐採・草刈り ・ため池堤体の草刈り ・ゴミ拾い 記念撮影 ドローンを使って空から記念撮影をします。 抽選会 地元産の新米などがあたる抽選会。奮ってご参加ください。農作物や、農業用品多数ご用意してお待ちしています。 持物・服装 ・作業のできる服装(雨天時は雨具) ・草刈り機、剪定はさみ、手鋸、鎌、鋤簾、スコップ、一輪車など ![]() ![]() ※イベント当日は、会場までの案内板を設置いたします。 |
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9月21日(水曜日) 職員による作業の説明のあと、児童たちは2人一組になり、”稲を刈る人””稲を束ねる人”と作業を分担しながら、稲刈りを行っていきます。 「いくつ刈った?」「あと一つ、ちょうだい!」と児童たちはお互いに確認しつつ、協力し合いながら作業を進めていました。 稲刈りも順調に進み、束ねた稲の「ハゼ掛け作業」に取り掛かります。例年水田管理をお願いしている平林さんが、事前に準備をしていただいたハゼ掛け棒に、児童たちは稲を掛けていきます。 途中、雨も降りましたが、児童たちや先生たちの頑張りによって、約2時間ほどでケガなく無事に作業を終えることができました。 昨今は、稲刈りも機械で行い、ハゼ掛けした稲束を見る機会も減ってきた中で、児童たちは自分たちの手で作り、刈ったお米を食べる、その時を心待ちにしていることと思います。 次回は、約3週間後に「脱穀作業」を予定しています。いよいよ半年間の「米作り体験」も大詰めです! |
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