松本市・波田町・山形村・朝日村・安曇野市の小学生・中学生のための学習塾

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先日行われたセンター試験国語の自己採点の結果全国47都道府県中、今年は40位だそうです。昨年は36位、さらに落ちています。

国語の試験時間は80分。この時間内に45ページほどの問題文を読んで解答しなければなりません。この順位だと時間が足りなかった生徒が何人もいるのではと推察されます。

いうまでもなく学力の基本は読書です。「読み書きそろばん」といいますが、私は「読み」が一番の大本だと思っています。読めなければ書けませんから。長野県の子供たちは小さいころからろくに本を読んでいない子が多いのでしょう。

「行間を読む」という言葉があります。つまり筆者が何を言わんとしているのか文章から読み取ること、想像するということですよね。読書量の多い生徒の想像力は読書量の少ない生徒と比べて格段に違います。学校の勉強はほとんどが机上で物事を考え覚えることの繰り返しです。想像力がものをいう世界です。

読書量の多い生徒はもの覚えも早いです。ボキャブラリが豊富なので、新出漢字などはすぐに覚えてしまいます。読書量の少ない生徒(あるいは全く読まない生徒)は、同じ漢字を何ページも練習してもなかなか覚えません。意味が分からないからです。たぶん授業でも先生の説明がほとんどわからないのではないでしょうか。

読書量の多い生徒と少ない生徒との差は小学校の期間で、とても埋められないほどの差ができてしまいます。中学になった時点で嘆いてもどうにもならないくらい致命的な差です。

過ぎ去った時間を取り戻すことはできません。小さい時から読書をしてこなかった生徒は救えないのでしょうか。学力向上は望んでも無理なのでしょうか。

ここで登場するのが「速読トレーニング」です。
速読トレーニングは文章を速く読むトレーニングですが、トレーニングを繰り返していくと集中力や記憶力・理解力など勉強に必要な力がついてきます。

以前とったアンケートでは、「集中できるようになった」「覚えやすくなった」「人の話が聞き取りやすくなった」などの項目に丸をする生徒が多くいました。また「よく眠れるようになった」「字を書くのが速くなった」、という生徒も結構いました。

長野県で初めて速読トレーニングを導入しそろそろ6年が経ちますが、学力向上には有効なトレーニングだと思っていますし、トレーニングをきっかけにたくさんの本を読んでもらいたいと思っています。個人差はありますが、その子なりにビフォー・アフターは必ずあります。

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学秀館 塾長  猪股 一
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