スタッフ日記
リペア日記
アールデコの館~旧朝香宮邸を訪ねて~完結編
こんにちは。ビクトリアンクラフトの上條です。
今回は、これまでのまとめとして、自分の目を引いた、さまざまな部屋やモノについてご紹介していきます。
2階のベランダです。

中庭を臨み、大きな窓でたいへん明るい雰囲気をもつこの場所、床は市松模様のタイルが敷かれ、ドーム型の天井にはモダンなペンダントランプ。まさに「洋館」の言葉にふさわしい場所ですね。
ベランダの内側には、バスルームがあります。

大理石の壁、細かいタイルでモザイク模様の床。陶器類は当時の輸入品だそうです。
奥の窓はベランダに向かって開かれ、その先には中庭が。
もうとっぷりと暗くなっていて、中庭の風景が見られなかったのが残念です。
きれいに整えられた中庭の四季の移ろいを楽しみながらお風呂につかるなんて、なんて贅沢何でしょう。
バスルームの隣は、妃殿下寝室です。

真っ白な壁にシンプルなドアがやさしさを醸していますね。
鉄製のラジエターカバーは、允子(のぶこ)妃殿下が下絵を描かれたものだということです。

今はスポットライトなどが追加されていて本来の光が味わえませんが、ほんのりとした優しい光でこの部屋を照らしていたんだろうな・・・
2階のホールです。

全体を一枚の写真にするのが難しかったので、分けて撮った写真をつないでいます。
かなり広々とした空間で、ちょっとしたパーティーならここで充分だろうな・・・って感じ。
階段のところで輝いている照明柱は、提灯とか行灯みたいでちょっと和テイストな雰囲気。周りは洋風なのに、しっとりと溶け込んでいて違和感など微塵も感じませんでした。


2階に上がる階段は、これまた大理石。真ん中の赤じゅうたんは大理石の保護用に敷かれたものだそうですが、これもまたいい感じですね。
じゅうたんが無い、真っ白な階段を想像してみました。華やかな白亜の階段を静々と歩く、ドレス姿の女性。その傍らにはエスコートの男性。当時ですからもちろん白い軍服の正装。まるで映画のワンシーン。
1階に戻って玄関脇には、応接室がありました。

入館したときには大ホールに目を奪われてまったく素通りしていたんですが、落ち着いた雰囲気でじっくりと時を過ごせそうな、趣のある空間です。
これは、3階に向かう階段の踊り場。


大きな窓が目を引きます。
厚みのある木の枠と比較的薄い鉄のサッシが立体感を生み出し、すごく大きな窓なのに重さや圧迫感が出ないように工夫されています。これが一枚ガラスの単調な窓だったら、のっぺりしていてつまらないでしょうね。

3階ウィンターガーデンのドアです。
鉄のドアはペンキ仕上げ。常に湿度が高い温室だから、木製ドアでは傷みが早い・・・という配慮でしょう。


長いこと、一つの建物についてのご紹介をさせていただきましたが、実はこの他にも多くの部屋があり、「ほえ~」と見とれているだけで写真を撮っていなかったり、ピンボケなどでボツになった写真、時間の都合で見られなかった場所など、色々とあるんです。
実際の建物は戦前の良い雰囲気をふんだんに受け継ぎ、一日中いても飽きない、ロマンチックなところです。
機会があれば見学されてみてはいかがでしょうか?

遅い時間だったため、あわただしい見学となってしまった今回ですが、次に訪問するときはそれこそ朝から晩までじっくりと、時間と光の移ろいを楽しみながら鑑賞したいものです。
ビクトリアンクラフト 上條
http://www.victoriancraft.com
商品紹介と店舗イベント情報
チャイルドチェア
こんにちは。ビクトリアンクラフトの平本です。
今日は、ちょっと変わったチェアをご紹介いたします。

子供用のチェアで、ちょっと変わったデザインだと思いませんか?
それにはちょっと訳があるんです。。。

左の写真を良く見るとレバーがあるのがわかりますか?
左右についているこのレバーを引きます。


すると、歯車をとめていたクサビ(左写真)が抜け、歯車(右写真)が動き出します。

第一段階
もともと、高さ75cmのテーブルにあう高さだったのが、コーヒーテーブルと同じぐらいになります。タイヤがついているので、転がして遊んであげていたのではないでしょうか。

第二段階
普通の子供用の椅子ぐらいまで下がりました。
床に座ったままあやしてあげられる高さです。
そして・・・
ゆりかご? 脚が上がったところで止まり、ロッキングチェアのようになってしまいました。これを考えた人は、子供好きだったんでしょうね。わが子が使っているところを想像しながら考えたんですかね。それにしても、すごいの一言です。

まだまだ変わった商品がございますので、これからもいろいろとご紹介していきます。お楽しみに!
ビクトリアンクラフト
平本
今回ご紹介したチェア:
http://www.victoriancraft.com/new/2008/04/18/1208519357055.html
スタッフ日記
世間は狭いと感じました
初めまして
新入りの近藤、通称「愛ちゃん」です♪
今日は雨でしたね。。
何だか激しく降ったり
パラパラ降ったり
止んだりと
良く分からない天気でした
気温もだいぶ寒かったのですが、たくさんのお客様にご来店いただきました。
足を運んでいただき、ありがとうございます。
さてさて、
今日はびっくりすることがありました。
お昼前にご来店頂いたお客様(ご夫婦)にいつものように
「本日は何かお探しですか?」
「近くからいらしたのですか?」
と声をかけたら・・・
県外からのおきゃくさまでした。
他県からご来店いただくことは珍しくないのですが、
私が学生時代を過ごした「S県」からいらっしゃったということで一気に親近感が沸き、地元トークが始まりました。
あらゆるキーワードがマッチして、
そのご夫婦は私の高校・大学時代の友達のご両親であることが発覚しました!
やーすごい!!
びっくりしました!
そんなことってあるんですね♪
嬉しくなりました
何かの縁ですかね♪
そしてお二人ともお気に入りの家具がみつかり、アンティーク家具も一点ご購入いただきました!
ありがとうございます!
これからもいろんなお客様と接して、心のこもったモノをお渡しできるように心がけます♪
ビクトリアンクラフト 近藤
スタッフ日記
今月2本目のコンテナ入荷予定日決定!!
こんばんは、ビクトリアンクラフトの根橋です。
待望の今月2本目のコンテナが21日(月)に入荷する予定となりましたのでお知らせいたします。
松本も、やっと桜が満開になり、日中はかなり温かくなり非常にすごしやすくなってまいりました。
ゴールデンウィークに向け、まだ出掛ける行き先を決めていない方、信州に帰省される方など、今月は今までになく同じ月に2本の大型コンテナが入ります。たくさんの商品を是非とも見にお出掛けください。スタッフ一同心よりお待ちしております。
大量入荷商品の一部紹介です。
大型のピッチパインドレッサー

今回入荷のステンドグラスのなかで私のイチオシ商品です。
アンティーク枠を生かして、そのまま立てかけて飾りたいですね。


古い商品ではありませんが、ついつい、デザインに引かれて買ってきました。
画像では分かりにくいですが背もたれのところにクロスが入っております。久しぶりのクロス付チャーチチェアの入荷です!! 人気商品なので、お早めにお問い合わせください。
それから、来店を予定されていたお客様には大変申し訳ありませんが、入荷日の21日は荷下ろしの為、店舗をお休みとさせていただきます。23日(水)には、ちゃんとご覧いただけるよう準備しておきますので楽しみにお待ちください。
ビクトリアンクラフト 根橋
※お問い合わせ
TEL:0263-35-3592
e-mail:info@victoriancraft.com
スタッフ日記
アールデコの館~旧朝香宮邸を訪ねて~その2
長らくのご無沙汰でした。ビクトリアンクラフトの上條です。
忙しがっていて、気がついたらずいぶんと経ってしまいましたね。楽しみにしていてくれた皆様、ごめんなさい。
早速、続きです。
大客室の奥には、大食堂があります。

半円形に作られた窓の下には、温水式の暖房器具と、海に泳ぐ魚をイメージしたカバー。
天井にはルネ・ラリック製作の照明器具「パイナップルとざくろ」が並びます。

部屋ごとにイメージ作りがされているようで、この部屋はさしづめ「南国リゾート」でしょうか?
雰囲気に圧倒されていて写真を撮り忘れてしまいましたが、背中側には黄色がかった大理石のマントルピースが据えられ、アンリ・ラパンによる噴水のある庭をモチーフとした壁画と、ブランショによる植物文様のレリーフが取り囲んでいました。

照明器具を撮るために天井を眺めていてふと思ったのですが、漆喰塗りの天井が、すごくきれいな平面と曲面で仕上げられているんです。
光の当たり具合を見てもお分かりかと思いますが、平面は本当にまっ平ら、曲面も一分のゆがみもなく、「これぞ職人技」といったところでしょうか。
なにか特別な道具も使っているのかもしれませんが、それにしてもきれいな面だなあ・・・と、変なところに感心してしまいました。

2階に上がる階段です。
この建物は2つの階段を持ち、こちらは奥の階段です。
ステンドグラスのデザインも、もちろんアールデコ。ちょっと、大正期の日本家屋にあるような丸窓の雰囲気を感じました。特に解説などがなかったので想像ですが、ここは日本人のデザインによるものだったのかな? そうだったにしても、やっぱりお洒落な感じは充分です。海外の有名デザイナーと、互角だと思いました。

階段を上った先のホールです。
角ばった、まるで星のような形のペンダントランプからは、色とりどりの光が静かに放たれていました。
ずっと、ここでぼんやりしていたいなあ…

「北の間」です。


この部屋に入ったとき、中では落ち着いた雰囲気のカップル(夫婦かな?)が、ベンチに腰掛け、静かに談笑していました。
部屋の内装とマッチしていてすごくいい雰囲気だったので、邪魔しないようにそ~っと出て行こうとしたら、二人の方が先に出て行ってしまいました。なんだか、大切な時を壊しちゃったような気がしました。邪魔しちゃってごめんなさい。

目を引いたのはホールに面した大きな窓。さざ波のような型ガラスを通して、行き交う人の姿がぼんやりと映り、ちょっと幻想的な感じを受けました。
昔は、ドレスアップした紳士・淑女が色とりどりに映り、とてもロマンチックな光景が見られたんでしょうね。

3階の「ウィンターガーデン」です。いわゆる温室です。
他の部屋とはガラッと変わったモダンなイメージで、展示の家具はマルト・スタムによる現行品ですが、当時はマルセル・ブロイヤーの家具が置かれていたそうです。
美術館ですから時代考証はしっかりされているはずなので、当時の面影をイメージするには充分だと思います。

当時の人たちも、ドアを開けた瞬間、さぞかし驚いたでしょうね。
何しろ、白黒タイルに置かれた、発明されて間もないパイプ椅子、しかも赤。それに周りには色とりどりの南国の植物。
居ながらにして南の島へ旅行したような、そんな気分を味わったのではないでしょうか?
まだまだ続きますが、今回はここまで。
次回をお楽しみに。
ビクトリアンクラフト 上條
http://www.victoriancraft.com
店舗プロデュース製作記
松本市 創業100年の天下堂様 -完結編-
こんにちは。ビクトリアンクラフトの金子です。
前回お伝えした、創業100年の天下堂さま。
「テーラーのような眼鏡店」をじっくりとご覧ください。
【外観】


遠くからでも良く判る緑色になりました。本当に英国の写真と言われても気が付かないのではないでしょうか?
【内装】


![]()


私も2年ほど前からコンタクトレンズをやめ、眼鏡を掛けるようになりました。
最近実感するのが、フレームのデザイン・最適な度数のレンズ・快適な掛け心地のどれが欠けても駄目、ということです。
一度「テーラーのような眼鏡店」を訪ねてみてください。その3拍子がそろった眼鏡を掛けると、どんなに快適で疲れず、しかも周りの評価まで上がるか実感できるはずです。
[天下堂]
長野県松本市巾上4-31 / TEL:0263-33-0863
営業時間 9:00~19:00 / 定休日 毎週水曜日
駐車場完備
ホームページ www.tenkado.jp
当店で手がけたほかのお店もご覧になりたい方は、、こちらに施工例が出ています。
良かったらご覧ください。
店舗プロデュース製作記
松本市 創業100年の天下堂様
こんにちは。ビクトリアンクラフトの金子です。
店舗プロデュース担当者が、忙しくて書きたいけど書けないと悲鳴をあげている為、代わりに書いております。
実は英国アンティーク家具だけではなく、店舗の立ち上げや改装のお手伝いといった、店舗プロデュースの世界でも結構有名なんですよ。
さて今回は、創業100年を迎える老舗眼鏡店の天下堂さま。
1世紀にわたり営業をされてきたお店のリニューアルです。
自分のサイズにフィットした服を作るのと同じように、一人一人の顔に合った快適な掛け心地の眼鏡を提供することが「技術」と考える。そんな天下堂さまの変わらぬ考えから導いたデザインコンセプトは「テーラーのような眼鏡店」。
【before】

さてさて、どんなお店に変身するのでしょうか?
【making】

まだまだ先は長いようで。
この後「あっ」と驚くほどの変身します。
今現在、工事は終了して外装・内装ともに完成しています。どんなお店になったのかは、4月7日のオープンをお楽しみに。
このブログでも完成した様子をお伝えしますね。
さて天下堂さまは創業100年。
当店にあるアンティーク家具でも、大体70~80年前に作られた物が大多数な点を考えると、100年の重みってすごいなって思います。
「良い」物を、「優れた」技術で、「誠心誠意」調整してきたからこそ、一世紀もの間「継続」出来るのかなと(私が言うのも生意気ですが)思っています。
リニューアルオープンは4月7日(月)です。
松本平初登場ブランドも入荷しているそうなので、ぜひ足を運んでみてください。
[天下堂]
長野県松本市巾上4-31 / TEL:0263-33-0863
営業時間 9:00~19:00 / 定休日 毎週水曜日
駐車場完備
当店で手がけたほかのお店もご覧になりたい方は、こちらに施工例が出ています。
良かったらご覧ください。
商品紹介と店舗イベント情報
VC42 コンテナ入荷中!!
こんにちは。
ビクトリアンクラフトの野口です。
みなさま、お待たせしました。
今朝、VC42のコンテナが届きました!!
こんな大きなコンテナにぎゅうぎゅうづめになって家具やステンドグラスやドアが届きます。↓↓

倉庫に入りきらないくらいの家具たち。この迫力は伝わるでしょうか。↓↓

朝からせっせと降ろして、ただいま陳列中です。雰囲気だけでもお伝えできればと。。↓↓

心待ちにされていた皆様、すぐに取り直した写真と詳しい情報をご報告できると思いますのでもうしばらくお待ちください。
では、お仕事にもどります!!
商品紹介と店舗イベント情報
4月2日入荷予定!
こんにちは。ビクトリアンクラフトの平本です。
関東では桜が満開ということで、この週末にお花見された方も多いのではないですか。
松本はまだまだ肌寒く、桜もまだ開花していませんが、あたたかかくなるお花見時期を前に、当店にはイギリスより商品が届きます。

3月の初旬より少しずつご紹介してきましたが、みなさま気に入った商品はありましたか?
入荷予定日は4月2日水曜日となっています。
(通関の関係で、遅れる場合もございます。)
40フィートのコンテナに約300点の商品が入っているため、
荷降ろし作業も1日がかりです。
そのため、入荷日当日は実店舗をお休みとさせていただきますので、ご来店の前にお電話にてご確認ください。
また、メールのご返事もできませんので、ご容赦ください。
ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解くださいますようお願いいたします。
ご予約いただいておりますお客様には、詳細写真を撮って順次ご連絡させていただきます。
現在掲載している商品のほかにも、いろいろと入荷します。
もちろん、写真を撮り、ホームページに掲載いたしますので、楽しみにしていてくださいね!
ビクトリアンクラフト 平本
※お問い合わせ
TEL:0263-35-3592
e-mail:info@victoriancraft.com
スタッフ日記
買い付け日記
こんばんは、ビクトリアンクラフトの根橋です。
今回のブログは私が、3月中旬に英国へ商品の買い付けに行ってきましたので、それに関連したお話しを少しさせていただきたいと思います。
いつも買い付けに訪れているのは、マンチェスターより北に車でおよそ2時間ほどの場所にある、ランカシャー地方と呼ばれている場所です。
そのランカシャー地方の各地に点在しているアンティークセンターを、1日に数件訪れ家具などを買い付けしています。
アンティークセンターというのは、複数のアンティークディーラーが集まり様々なカテゴリーのアンティークを一ヶ所で見ることができる場所のことをいいます。
今回は、マンチェスターにあるアンティークセンターのことを少しご紹介したいと思います。
建物は、古い赤レンガの4階建ての工場跡地です。
4階とはいいいましても、1つのフロアの天井の高さが、とても高いので建物を見上げると建物の大きさにいつも圧倒されています。
大きさが分かりやすいと思いましたので今回は建物の正面から撮影した写真を添付しましたのでご覧ください。
入り口すぐ左脇の窓ガラスに何故か釣り下げられた自転車があるのは確認できますでしょうか?
とてつもなく大きいというのがこれで分かっていただけたのではないでしょうか。
マンチェスターは産業革命時代には工業都市として繁栄していたためこのような工場跡地が今でも、マンチェスターには点在しています。
建物の中には、家具などの商品が置いてあるだけではなく、カフェなどのようなものも併設されており軽い食事やコーヒーなどの飲み物も飲むことが出来ます。

今回の買い付けではちょうどお昼に近い時間に立ち寄りましたので、買い付け後にその場所でフィッシュ&チップスをいただきました。

しばらく買い付け時に関連した内容で連載していこうと思っておりますので次回も楽しみにお待ちください。
VictorianCraft 根橋 裕二










