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GIFC ゲイラン通信

17/03/03

みなさんこんにちは。

松本山雅FCは2016年11月にシンガポールのゲイラン・インターナショナルFC(Geyrang・International・Football・Club 以下GIFC)と業務提携を結びました。
今回、この提携をより発展的なものにするため、まずは日本の皆さんに「ゲイラン・インターナショナルFCとは何ぞや?シンガポールってどんなところ?」を伝えていきたいと思います。

まず、第1回目は、日本の皆さんにGIFCを身近に感じてもらうために、ひとりの日本人を紹介します。
実はGIFCには日本人選手が所属しているのです。センターバックの「市川祐樹」選手です。

GIFC在籍4シーズン目の市川選手。
サッカーの名門、群馬前橋育英、駒沢大学を卒業し、2012年にシンガポールにやってきました。アルビレックス新潟シンガポールに2シーズン在籍した後、2014年よりGIFCに所属しています。
センターバックとして的確な判断力やヘディング強さ、そして冷静に攻撃を組み立てるビルドアップ能力も兼ね備えています。
また甘いマスクも同時に持ち合わせ、現地のファンも多いようです。



そんな市川選手に聞きました。

・GIFCに来て3シーズン目。GIFCの特徴を教えてください。
シンガポールの中ではサポーターが非常に熱いクラブです。熱心なサポーターがいるのはゲイランかホウガンFCくらいですね。日本人のサポーターの方もいて彼が先頭に立って盛り上げてくれています。
良くも悪くも選手同士も非常に仲がいいですし、みんな非常に明るい性格です。
まだ日本に比べるとゆるい部分もありますが、現地の選手をリスペクトしながら厳しくやっています。



・外国人として来られていますが
Sリーグの外国人枠は3人です。GIFCにはコスタリカ人のストライカーとアルゼンチン人のミッドフィールダーがいます。英語はなかなか難しく、まだカタコトですが、なんとかコミュニケーションを取っています。仲の良いスタンリー(背番号14)とはよく一緒に食事に行ったりして、そこで英語を学んでいます。
また、「外国人助っ人」としての契約は、ローカルの選手よりも非常にシビアです。助っ人として常にローカル選手以上の結果を求められています。

・シンガポールで大変な事はなんですか?
いろんなことが急に変わったり、なかなか決まらなかったりということが多々あります。シンガポールがダメというより、おそらく日本が非常にきちんとしているのだと思います。
生活は問題ありません。日本と同じですね。物価が高いのがネックです。
食事は「ホーカーセンター」という公団住宅の下にあるローカルフードを中心に食べています。低価で非常に多くの料理があり、特に好きなのはビュッフェスタイルで選んで食べられるお店ですね。

シンガポールという国についてはどうですか
・とにかく年中あったかい。冬の寒さがないので、服装もTシャツと短パンで毎日過ごせて非常に楽です。あとは生活スタイルが日本とあまり変わらないところもいいところですね。
あとはここは小さな国土に非常に多くの人種が住んでいる国です。なので、僕のことも「外国人」という感覚が現地の人にないように感じます。その意味では居心地は良いです。
良くなってほしいところは物価とサッカー熱ですかね。やはり物価はけっこう高いです。特に住宅と車、日本製品は非常に高く、生活するうえでそこが一番のネックですね。
サッカーは日本と比べると熱が低いので僕らが活躍することで熱を上げていきたいと思います。



今後も定期的にGIFC、シンガポール情報を提供していきます。

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